EAによる自動売買は、ユーザー自身はトレードを行わないため、普段忙しくてチャートを見られないサラリーマンの方などにもおすすめのトレード方法です。
海外FX業者として人気の高いXMでも、EAを使った自動売買は可能です。
XMでの自動売買をする場合、以下のようなメリットがあります。
- マイクロ口座で少額から運用可能
- XMの各種ボーナスも使える
- 条件により無料のVPSあり
XMならではの取引条件や、EAのメリットを組み合わせると、新しいチャンスが広がりそうですね。
今回は、XMでの自動売買について、メリットやデメリット、おすすめの自動売買システムの選び方などを、詳しく解説します。
XMは自動売買の制限なし
例えば国内FX業者では、指定の取引ツールによっては自動売買に対応していない場合がありますが、XMでは取引プラットフォームとしてMT4またはMT5を採用していますので、EAを用いた自動売買ももちろん可能です。
また、 XMではスキャルピングに対する制限もないため、どのようなタイプのEAでも安心して使えると言えるでしょう。
次からは、XMで自動売買をするメリット、そしてデメリットについて、順に見ていきたいと思います。
XMで自動売買をするメリット
ここからは、XMで自動売買をするメリットを確認していきます。
合わせて、EAを使った自動売買そのもののメリットについても見ていきましょう。
マイクロ口座で少額から試用できる
XMが提供するユニークな口座タイプとして、マイクロ口座がありますね。
マイクロ口座は、1ロット=1,000通貨(通常は1ロット=10万通貨)、そして最小では10通貨(MT4口座)からトレードできると言う、少額取引特化型の口座タイプです。
EAでの自動売買が初めての方の場合、通常取引サイズのスタンダード口座での運用には、不安を感じるかも知れません。
または、テスト運用としてマイクロ口座を利用する、と言う方法もあります。
取引サイズそのものが小さいマイクロ口座の提供は、海外FXの中でも珍しいので、XMならではのメリットと言えるでしょう。
XMのボーナスが使える
XMといえば、豊富なボーナスキャンペーンが魅力です。
3,000円の口座開設ボーナスや、総額5,000ドル相当額までの入金ボーナスなどは、マイクロ口座やスタンダード口座であれば、EAでの自動売買でも問題なく利用できます。
約定力が高い
XMは、約定拒否やリクオートのない、高速で安定した約定で知られています。
自動売買では、ユーザー自身が見ていない間にも売買を行いますので、安定して注文が執行されることは、安心につながりますね。
無料で使えるVPSがある
VPSとは、Virtual Private Serverの略で、1種のレンタルサーバーのことです。
もしEAを24時間休みなく稼働させたい場合は、その時間MT4/MT5を稼働させる必要があります。
それはつまり、PCも稼働させ続ける、と言うことになります。
その場合、PCの消耗や電気代が気になってしまうので、VPSの出番と言うわけですね。
サーバー上にインストールしたMT4/MT5なら、24時間休みなく安定して稼働させることができます。
XMでは最低5,000ドル相当額の証拠金が口座にあることと、月に往復で50万通貨の取引がある場合、無料でVPSをレンタルできます。無料条件を満たさない場合でも、月額28ドルでレンタル可能です。
EAが取引してくれるので、チャート分析に時間をかけなくて良い
裁量トレードの場合は、1日の中で定期的にチャートをチェックした方が効率が良くなります。
また、ある程度はチャート分析のために時間も必要になりますね。
しかし、サラリーマンをされている場合は、自分が見たい時にチャートを見る、と言うことが難しい場合も多いでしょう。
または、1日の中でもチャートを見る時間は限られているのではないでしょうか。
EAであれば、自動的に売買を行ってくれるので、トレーダー自身は定期的にチャートを見る必要はありません。普通はトレードできないような深夜の時間帯も含めて、24時間FXで利益を出す機会を得られることになります。
裁量トレードが苦手な人でも稼げるチャンスがある
裁量トレードで利益を上げるには、必ず技術と経験が必要になります。
そして、その技術と経験を得るには、ある程度の時間が必要で、その間は多少の負けは勉強代として覚悟しなければいけません。
その点EAによる自動売買は、 成績の良いEAさえ使えば初心者の方でも勝てる可能性があります。
裁量トレードでなかなか結果を出せない方にも、EAはおすすめと言えるでしょう。
XMで自動売買をするデメリット
続いて、XMで自動売買をするデメリットを見ていきましょう。合わせて、EAが持つデメリットについても確認したいと思います。
XM自体はEA関連のサービスを行っていない
海外FX業者によっては、自社でシステムトレードのサービスを提供しているところがあります。GEMFOREXがその代表例でしょう。(ゲムフォレックスの自動売買について>)
多くの場合利用料金はかからず、EAのダウンロードや、コピートレードのサービスを利用できますが、XMはそうした直接的な自動売買系のサービスは行っていません。
EAの稼働は、MT4/MT5の稼働状況に依存する
EAの稼働は、MT4/MT5の稼働状況に依存しています。
そしてMT4/MT5はPCの稼働状況に依存します。
つまり、EAを稼働させ続けるにはPCの電源も入れっぱなしにする必要があるのですが、一般の家庭では電気代や停電のリスクもあり、難しい場合が多いと思います。
VPSをレンタルする方法もありますが、一定の条件が必要なため、気軽に使えるわけではありません。
本格的にEAでのシステムトレードを行うには、取引環境の整備することから必要になります。
ファンダメンタルズ要因の値動きに弱い
EAによるチャート分析方法は、基本的にはテクニカル分析です。
しかしチャートは、ファンダメンタルズ的要因でも急に動くことがありますね。
特に米国雇用統計やFOMCの発表など、大きなイベント時には予期しない値動きが見られる場合があります。
場合によっては、イベントに備えてEAを停止しておくなどの対策を取る必要があります。
XMでおすすめの自動売買(EA)システムは?
ここまでEAのメリットやデメリットなどを見てきましたが、世の中に出回っているEAのすべてが勝てるわけではありません。良いEAを選ぶ際のポイントを、いくつかご紹介しましょう。
バックテストやフォワードテストが公表されているEAを選ぶ
EAが本当に勝てるのか、そして実績があるのかを確認することは何よりも大事です。
特に、フォワードテスト(実際に運用された時の成績)が公表されているEAを選びましょう。
バックテスト(過去の値動きに対するテスト)も大事ですが、カーブフィッティング(値動きに対して良い結果が得られるように調整すること)によって見せかけの実績を作ることも可能なので、注意が必要です。
アップデートやサポートがあるEAを選ぶ
EAはプログラムの1種なので、バグや動作不良が発生する可能性はないとは言えません。
EAそのものに対するアップデートやサポートがあるものを選んだ方が、より安心ですね。
XMの取引環境に合うEAを選ぶ
海外FX業者によって、スプレッドなどの取引環境は異なります。
したがって良いEAは、ブローカーごとの環境に合わせて最適のパフォーマンスが得られるように調整されています。
XMの取引環境に合うように設定されたEAを選ぶのも、大事な要素です。
まとめ
今回は、XMでのEAを使った自動売買の使用について見てきました。
普段忙しくてチャートを見られない方などにとっては、代わりにトレードをしてくれるEAの存在は頼もしいですね。また、XMの安定した口座スペックでEAを利用できるのも、メリットが多いのではないでしょうか。
少々難しい印象のあるEAですが、セットアップ自体は非常に簡単です。試される際は、是非このページを参考にしてみてください。