仮想通貨に興味あるけど、取引所の利用方法が分からないという人もいるでしょう。
仮想通貨は仮想通貨取引所を利用しなくても、一部の海外FX業者では取引することができます。今回は仮想通貨取引におすすめな海外FX業者10社をランキング形式でご紹介していきますので是非ご参照ください。
ーそもそもなぜ仮想通貨取引所ではなく海外FX業者に絞り込んでいるのか?
通常、仮想通貨取引では一度法定通貨※を仮想通貨にする必要がありますが、海外FX業者の場合は日本円をはじめとする法定通貨で仮想通貨取引を始めることができます。
仮想通貨にする手間や手数料、時間が省ける海外FX業者はこれから仮想通貨取引を始めたい方にとっては非常に大きなメリットです。そこで当記事では入金から出金まで法定通貨で完結できる海外FX業者に絞り込んでご紹介していきます。
先ほど挙げたメリット以外にも、海外FX業者で取引することは追証(負債)が発生しないなど多方面でメリットがあります。仮想通貨取引所ではないからと言って不利になるようなことはありませんのでご安心ください。
※法定通貨…日本円やドルなど法律によって定められた各国の通貨のこと
仮想通貨FXができる海外FX業者10社の比較は以下の通りです。
海外FX業者 | 銘柄数 | 最大レバレッジ | 取引ツール |
FXGT | 42種類 | 1000倍 | MT5 |
XMTrading | 31種類 | 250倍 | MT4・MT5 |
Exness | 44種類 | 20倍 | MT5 |
iFOREX | 44種類 | 10倍 | 自社ツール |
TitanFX | 34種類 | 20倍 | MT4 |
TradersTrust | 15種類 | 5倍 | MT4 |
BigBoss | 30種類 | 20倍 | MT4・MT5 |
FBS | 30種類 | 10倍 | MT4・MT5 |
FXDD | 4種類 | 4倍 | MT4・MT5 |
仮想通貨取引におすすめな海外FX業者ランキング
仮想通貨・ビットコイン取引できる海外FX業者は多くはありませんが、その中でもおすすめな10社をランキング形式でご紹介します。
1位 FXGT|エフエックスジーティー
FXGTは、仮想通貨取引所として有名な「CryptoGT」の運営陣が2019年12月に設立した海外FX業者です。FXと仮想通貨どちらもメイン口座として利用できることをコンセプトに設立されました。
従来のFX業者は、FX為替取引がメインですが、FXGTではFXと仮想通貨どちらにも力をいれているため、仮想通貨取引に最適なハイブリッド業者です。
FXGTの仮想通貨取引のスペックは以下の通りです。
機能 | 仮想通貨取引の概要 |
---|---|
銘柄数 | 8種類 |
最大レバレッジ | 1000倍 |
1ロットあたり | 1,000通貨 |
最小ロット数 | 0.1ロット |
最大ロット数 | 2000ロット |
取引プラットフォーム | MT5 |
仮想通貨の銘柄一覧
- BTC(ビットコイン)
- BCH(ビットコインキャッシュ)
- ETH(イーサリアム)
- LTC(ライトコイン)
- XRP(リップル)
- ADA(カルダノ)
- XLM(ステラ)
- DOT(ポルカドット)
FXGTで仮想通貨取引をするメリットとデメリットをまとめると以下の通りです。
- 大手仮想通貨取引所の経営陣が運営
- レバレッジが1000倍とかなり高い
- スキャルピングやEAの制限がない
- 仮想通貨のスプレッドが狭い
- スワップポイントが発生しない
- ロスカット水準ゼロで変動に強い
- ゼロカットシステム採用で追証請求なし
- 法人口座に対応で節税対策できる
- 年中無休の日本語サポート対応あり
- MT4の利用不可
FXGTは2019年にセーシェル共和国で設立した海外FX業者です。FXGTの最大の強みは、仮想通貨でレバレッジ1000倍で取引ができることです。仮想通貨は通貨によってボラティリティが大きくなり、ハイレバレッジで取引したい人にはうってつけの海外FX業者でしょう。
また多くの海外FX業者は土日は営業時間外のため、仮想通貨も土日の取引は停止にしている傾向があります。しかし、FXGTは土日でも取引可能なので、いつでもトレードした人にはおすすめです。
2019年に設立したばかりで、まだ運用実績と呼べるものがありませんが、XMやAXIORYといった大手海外FX業者が取得しているセーシェル金融ライセンスを取得しているため一定の信頼性は見込めます。 また、信用の高いティアワン銀行で資産を分別管理しているので会社運営にトレーダーの資産が使われる心配はありません。
利用できる取引ツールはMT5のみです。MT4からMT5へのデータの引継ぎはできないので、MT4メインに利用していた人には不便に感じるかもしれません。しかし MT5はMT4より後に開発された取引プラットフォームなだけあって機能が充実しているので慣れておくと後々役に立つでしょう。
2位 exness|エクスネス
exnessの仮想通貨取引のスペックは以下の通りです。
機能 | 仮想通貨取引の概要 |
---|---|
銘柄数 | 5種類 |
最大レバレッジ | 200倍 |
1ロットあたり | 1通貨 |
最小ロット数 | 0.1ロット |
最大ロット数 | 2000ロット |
取引プラットフォーム | MT4・MT5 |
仮想通貨の銘柄一覧
- BTC(ビットコイン)
- BCH(ビットコインキャッシュ)
- ETH(イーサリアム)
- LTC(ライトコイン)
- XRP(リップル)
exnessで仮想通貨取引をするメリットとデメリットをまとめると以下の通りです。
- BTCのレバレッジが200倍と高い
- スキャルピングやEAの制限がない
- スプレッドが比較的狭い
- スワップポイントが発生しない
- ロスカット水準ゼロで変動に強い
- リクオートなしで約定力が高い
- ゼロカットシステム採用で追証請求なし
- 法人口座に対応で節税対策できる
- 平日8:00-00:00の日本語サポート対応あり
- ボーナスキャンペーンがない
exnessといえば無制限レバレッジで取引ができると人気の海外FX業者ですが、仮想通貨取引にも対応しています。
仮想通貨の最大レバレッジはビットコインが200倍、ビットコインキャッシュ、イーサリアム、ライトコイン、リップルが20倍と無制限レバレッジまではいきませんが、仮想通貨取引にしては高いレバレッジで取引することができます。
また2020年11月末に仮想通貨のスワップポイントが売り買いともにフリーになったため、長期保有の際も含み益に影響がありません。exnessではスキャルピングに制限がない海外FX業者ですが、長期トレードする方にもおすすめです。
デメリットはボーナスなどのキャンペーンは一切行っていない点が挙げられます。ただし、スキャルピングやEAなど取引ルールに厳しい縛りがないためボーナスを利用せずとも稼ぎやすい環境が整っています。
3位 iFOREX|アイフォレックス
iFOREXの仮想通貨取引のスペックは以下の通りです。
機能 | 仮想通貨取引の概要 |
---|---|
銘柄数 | 18種類 |
最大レバレッジ | 10倍 |
1ロットあたり | 1通貨 |
最小ロット数 | 0.1ロット |
最大ロット数 | 2000ロット |
取引プラットフォーム | MT4・MT5 |
仮想通貨の銘柄一覧
- BTC(ビットコイン)
- BCH(ビットコインキャッシュ)
- ETH(イーサリアム)
- ETC(イーサリアムクラシック)
- LTC(ライトコイン)
- XRP(リップル)
- EOS(イオス)
- IOTA(アイオタ)
- ICP(インターネットコンピューター)
- ADA(カルダノ)
- XLM(ステラ)
- DASH(ダッシュ)
- TRON(トロン)
- DOGE(ドージコイン)
- NEO(ネオ)
- BNB(バイナンスコイン)
- DOT(ポルカドット)
- XMR(モネロ)
iFOREXで仮想通貨取引をするメリットとデメリットをまとめると以下の通りです。
- 取り扱い銘柄が18種類と多い
- 100%入金ボーナス対応
- ロスカット水準が20%
- 土日も取引可能
- ゼロカットシステム採用で追証請求なし
- 最大レバレッジが10倍と低め
- 日曜日の深夜帯4時間は取引不可
- 仮想通貨はマイナススワップ
iFOREXは2021年に創立25周年を迎えた海外FX業者の中でも老舗中の老舗です。トレーダーファーストで顧客定着率が高いのがここまで長い経営を続けられる理由でしょう。
そんなiFOREXではFX業者のなかでも取り扱い銘柄数がトップレベルで多いのが特徴です。また海外FX業者ですが、仮想通貨に関しては土日の取引も可能です。ただし毎週日曜日の21時15分から25時15分の4時間だけメンテナンスのため取引ができないのでご留意ください。
そのほか、海外FXならではのゼロカットシステムに仮想通貨取引も対応しているため追証が発生しなかったり100%入金ボーナスも適応されるので、余裕を持ったトレードも可能です。
4位 TitanFX|タイタンエフエックス
TitanFXの仮想通貨取引のスペックは以下の通りです。
機能 | 仮想通貨取引の概要 |
---|---|
銘柄数 | 12種類 |
最大レバレッジ | 20倍 |
1ロットあたり | 1通貨 |
最小ロット数 | 0.01ロット |
最大ロット数 | 10ロット |
取引プラットフォーム | MT4・MT5 |
仮想通貨の銘柄一覧
- BTC(ビットコイン)
- BCH(ビットコインキャッシュ)
- ETH(イーサリアム)
- LTC(ライトコイン)
- XRP(リップル)
- BNB(バイナンスコイン)
- DOT(ポルカドット)
- EOS(イオス)
- LNK(リンク)
- UNI(ユニスワップ)
- XLM(ステラルーメン)
- XTZ(テゾス)
TitanFXで仮想通貨取引をするメリットとデメリットをまとめると以下の通りです。
- 取り扱い銘柄が豊富
- スキャルピングやEAの制限がない
- スプレッドが全体的に狭い
- 約定力が高いNYサーバーでスリッページなし
- ゼロカットシステム採用で追証請求なし
- 法人口座に対応で節税対策できる
- 一部信託保全で資産保障がある
- 平日24時間の日本語サポート対応あり
- ボーナスキャンペーンがない
TitanFXで仮想通貨取引をする最大のメリットは資産保障(信託保全)があるところでしょう。
海外FX業者の場合、資産保障は義務図けられていないため万が一証券会社が倒産してしまっても、預けている資産は返金されないケースがほとんどです。
しかしTitanFXではThe Financial Commissionと呼ばれるトレーダーとブローカーの紛争解決に特化した機関に加盟しているため、万が一のときも第三者機関が仲介してくれるので安心です。
デメリットはボーナスなどのキャンペーンは一切行っていない点が挙げられます。ただし、スキャルピングやEAなど取引ルールに厳しい縛りがないためボーナスを利用せずとも稼ぎやすい環境が整っています。
5位 TradersTrust |トレーダートラスト
TradersTrustの仮想通貨取引のスペックは以下の通りです。
機能 | 仮想通貨取引の概要 |
---|---|
銘柄数 | 4種類 |
最大レバレッジ | 5倍 |
1ロットあたり | 通貨 |
最小ロット数 | 0.01ロット |
最大ロット数 | 10ロット |
取引プラットフォーム | MT4 |
仮想通貨の銘柄一覧
- BTC(ビットコイン)
- BCH(ビットコインキャッシュ)
- ETH(イーサリアム)
- LTC(ライトコイン)
TradersTrustで仮想通貨取引をするメリットとデメリットをまとめると以下の通りです。
- ボーナスを利用した取引ができる
- スキャルピングやEAの制限がない
- スプレッドが全体的に狭い
- 約定力が比較的高い
- ゼロカットシステム採用で追証請求なし
- 法人口座に対応で節税対策できる
- 平日24時間の日本語サポート対応あり
- 取り扱い銘柄がやや少なめ
- 最大レバレッジが5倍とかなり低い
- 土日は取引不可
- ボーナスにクッション機能がない
- MT5が利用不可
TradersTrustは2009年にキプロスで設立した海外FX業者です。10カ国もの金融ライセンスを保持しており、運用実績と信頼性の高さから安心して取引できる海外FX業者として評価が高いのが特徴です。
TradersTrustは不定期にボーナスキャンペーンを実施していて、入金上限額2000万円までを対象に入金ボーナスがもらえる豪華な特典が用意されており仮想通貨取引にもボーナスを使うことが可能です。ただしクッション機能が備わっていないため証拠金管理には気をつけましょう。
そのほかデメリットとしては取引銘柄がビットコイン、ビットコインキャッシュ、ライトコイン、リップルと王道の銘柄こそありますが他の業者と比較すると少し物足りなさを感じます。
また、あくまでTradersTrustはFX取引がメインであることから、仮想通貨のレバレッジは5倍と低く、土日の取引に対応していません。
6位 BigBoss|ビッグボス
BogBossの仮想通貨取引のスペックは以下の通りです。
機能 | 仮想通貨取引の概要 |
---|---|
銘柄数 | 6種類 |
最大レバレッジ | 20倍 |
1ロットあたり | 通貨 |
最小ロット数 | 0.01ロット |
最大ロット数 | 10ロット |
取引プラットフォーム | MT4 |
仮想通貨の銘柄一覧
- BTC(ビットコイン)
- BCH(ビットコインキャッシュ)
- ETH(イーサリアム)
- LTC(ライトコイン)
- EOS(イオス)
- NEO(ネオ)
BigBossで仮想通貨取引をするメリットとデメリットをまとめると以下の通りです。
- 入金ボーナスを利用した取引ができる
- スキャルピングやEAの制限がない
- 約定力が比較的高い
- ゼロカットシステム採用で追証請求なし
- 法人口座に対応で節税対策できる
- 土日も取引できる
- 平日24時間の日本語サポート対応あり
- 仮想通貨取引は取引ボーナス対象外
- 往復0.4%の取引手数料が発生する
- MT5が利用不可
BigBossは2013年に設立した海外FX業者です。BigBossは不定期に入金ボーナスを開催しており、仮想通貨でもボーナスを活用してトレードすることができます。
スタンダード口座、プロスプレッド口座、FOCREX口座の3つのタイプの口座が用意されていて、仮想通貨取引ができるのはスタンダード口座のみで、仮想通貨は最大20倍レバレッジとまずまずのレバレッジをかけることができます。もちろん追証は発生しないのでご安心ください。
ただし仮想通貨の取引では、スプレッドに加えて取引手数料も発生します。1ロット往復で0.4%の取引手数料のため、 ビットコインレートが400万円の場合は1万6千円もの手数料がかかります。
このランキング1位のFXGTで同様の取引をすると取引手数料は1,600円とBigBossの1/10で済むため、トレード初心者にBigBossで仮想通貨取引をするのはややハードルが高いでしょう。
7位 FBS|エフビーエス
FBSの仮想通貨取引のスペックは以下の通りです。
機能 | 仮想通貨取引の概要 |
---|---|
銘柄数 | 5種類 |
最大レバレッジ | 3倍 |
1ロットあたり | 通貨 |
最小ロット数 | 0.01ロット |
最大ロット数 | 10ロット |
取引プラットフォーム | MT4 |
仮想通貨の銘柄一覧
- BTC(ビットコイン)
- BCH(ビットコインキャッシュ)
- ETH(イーサリアム)
- LTC(ライトコイン)
- XRP(リップル)
FBSで仮想通貨取引をするメリットとデメリットをまとめると以下の通りです。
- ボーナスを利用した取引ができる
- スキャルピングやEAの制限がない
- 約定力が比較的高い
- ゼロカットシステム採用で追証請求なし
- 法人口座に対応で節税対策できる
- ボーナスにクッション機能がない
- MT5が利用不可
- 金融ライセンス未取得
- 土日の取引不可
- 日本語サポートが平日15時から24時とやや短め
FBSでは現在5種類の主要仮想通貨銘柄を取引することができます。口座開設ボーナスや入金ボーナスを利用した取り引きができるので一見魅力的ですがFBSのボーナスにはクッション機能が備わっていないため予期せぬロスカットに見舞われる危険性があります。
さらにFBSは経営年数が長く海外FX業者の口コミサイトFPAでは口コミも多く評価もまずまずですが金融ライセンスを取得していないためやや不安が残るところでしょう。
そのほかMT5を利用できない点や、日本語サポートが午後からの受付になる点も他のFX業者と比べるとややスペックが劣るでしょう。
8位 TradeView|トレードビュー
TradeViewの仮想通貨取引のスペックは以下の通りです。
機能 | 仮想通貨取引の概要 |
---|---|
銘柄数 | 5種類 |
最大レバレッジ | 10倍 |
1ロットあたり | 通貨 |
最小ロット数 | 0.01ロット |
最大ロット数 | 無制限 |
取引プラットフォーム | MT4・MT5・cTrader・Currenex |
仮想通貨の銘柄一覧
- BTC(ビットコイン)
- ETH(イーサリアム)
- LTC(ライトコイン)
- XBN(ビットコインキャッシュ)
- XRP(リップル)
TradeViewで仮想通貨取引をするメリットとデメリットをまとめると以下の通りです。
- スキャルピングやEAの制限がない
- 約定力はFX同様高め
- ゼロカットシステム採用で追証請求なし
- 法人口座に対応で節税対策できる
- ロット数に制限がない
- 一部信託保全あり
- 日本語サポートが平日24時間対応
- ボーナスキャンペーンがない
- ロスカットラインが100%
- 土日の取引不可
- 仮想通貨はマイナススワップ
- 日本居住者向けライセンス未取得
TradeViewは2004年に設立して、ケイマン諸島に拠点を置く老舗ブローカーです。TradeViewでは最大取引数量の制限を設けていないので、大量の通貨を保有してトレードすることが可能です。そのため、大口注文取引でスワップポイントを多く狙っていきたい人には、TradeViewがおすすめです。
高額取引の場合だと特に信託保全があるのか重要視するポイントになるかと思いますが、Tradeviewでは350~400万円程度の信託保全があるので、安心でしょう。
その一方ボーナスキャンペーンを一切行っておらず、かつ仮想通貨の最大レバレッジは10倍とあまり高くないので少額取引に方にはやや不向きでしょう。
また仮想通貨の相場は24時間365日動いていますが、TradeViewでは土日は営業時間外のため取引できません。
TradeViewは日本でのライセンスは保有していない中、日本居住者に向けたサービスを提供したことで、日本の金融庁から警告を受けたことがあります。そのため対策として、公式サイトの日本語を一部表現を分かりづらくして、サービスの制限を行っています。
信託保全は大きなメリットですが、ライセンス等きになる方は他の海外FX業者がおすすめです。
9位 IFC Markets|アイエフシー マーケット
IFC Marketsの仮想通貨取引のスペックは以下の通りです。
機能 | 仮想通貨取引の概要 |
---|---|
銘柄数 | 1種類 |
最大レバレッジ | 5倍(土日は2倍になる可能性あり) |
1ロットあたり | 通貨 |
最小ロット数 | 0.01ロット |
最大ロット数 | 無制限 |
取引プラットフォーム | MT4・MT5・NetTradeX |
仮想通貨の銘柄一覧
- BTC(ビットコイン)
IFC Marketsで仮想通貨取引をするメリットとデメリットをまとめると以下の通りです。
- 好きな銘柄を組み合わせられる
- スキャルピングやEAの制限がない
- 他口座・他業者間との両建て可能
- 約定力はFX同様高め
- ゼロカットシステム採用で追証請求なし
- 法人口座に対応で節税対策できる
- ロスカット水準10%
- 証拠金に対して最大7%の利息付与
- 固定スプレッドなので時間帯問わず取引可能
- 固定スプレッドだが広め
- 銘柄がビットコインのみ
- ボーナスキャンペーンがない
- 仮想通貨はすべてマイナススワップ
- 日本語サポートは平日13時~21時30分のみ
- 土日の取引はできない
IFCMarketsは2006年に設立してキプロスに拠点を置く、運用実績のあるルールに特徴のある海外FX業者です。IFC Marketsの特徴の一つとして、固定のスプレッドを選択して取引可能なことが挙げられます。これにより一定のコストしかからないので、スプレッドの変動を気にする必要がありません。
またIFC Marketsは、好きな銘柄を自由に組み合わせて、オリジナルの通貨ペアを作成することができます。この「合併商品」では、FX通貨ペアやCFD銘柄などを組み合わせて作成することが可能です。
そのほかにも他業者・他口座間との両建てが可能なことやロスカット水準が10%と低いことも特徴的なスペックでしょう。
ただ固定スプレッドのため、利食いや損切りが計算しやすいといったメリットがありますが、スプレッドが広いため短期トレードには不向きになります。 さらにマイナススワップしかないところや、銘柄がビットコインしかないところ、レバレッジが5倍になる点も仮想通貨メインのトレーダーにとっては面白くないでしょう。
10位 FXDD|エフエックス・ディーディー
FXDDの仮想通貨取引のスペックは以下の通りです。
機能 | 仮想通貨取引の概要 |
---|---|
銘柄数 | 3種類 |
最大レバレッジ | 4倍 |
1ロットあたり | 1000通貨 |
最小ロット数 | 0.01ロット |
最大ロット数 | 1ロット |
取引プラットフォーム | MT4 |
仮想通貨の銘柄一覧
- BTC(ビットコイン)
- LTC(ライトコイン)
- ETH(イーサリアム)
FXDDDで仮想通貨取引をするメリットとデメリットをまとめると以下の通りです。
- スキャルピングやEAの制限がない
- 約定力はFX同様高め
- 法人口座に対応で節税対策できる
- 平日24時間の日本語サポート
- ゼロカットシステムに対応していない
- 約定力が低くスリッページあり
- ボーナスキャンペーンが少ない
- 最大レバレッジが4倍と低い
- 銘柄が3種類しかない
- 仮想通貨取引はMT4のみ
- 1日の最大ロット数が1ロットのみ
FXDDは2002年にニューヨークで設立した、歴史のある海外FX業者です。日本人スタッフが多く在籍しているので、日本人に対するサポートもしっかり行われています。また、仮想通貨のビットコインの取引では日本円建てで取引が可能です。
FXDDは2015年1月15日に起きたスイスフランショックで、ゼロカットシステムを採用しているにもかかわらず、損失を抱えたトレーダーに追証の支払を求めました。そのため同様のリスクが発生した際には、追証を求める可能性があるので注意が必要です。
またFXDDではFX取引にはMT4・MT5が利用できますが、仮想通貨に対応しているプラットフォームはMT4のみです。MT5からMT4に、インジケーターなどを引き継ぐことができないので、MT5をメインで使っていた人には不便に感じるでしょう。
そのほか、仮想通貨銘柄が少ないことや最大レバレッジが4倍であることなども踏まえると決しておすすめとは言えません。
FXDD自体、追証を求めたあたりから利用をお勧めしていないのでこのような順位とさせていただきます。
仮想通貨(ビットコインFX)と現物取引の違い
仮想通貨には現物取引と呼ばれるものありますが、仮想通貨FXとの違いは以下のようになります。
仮想通貨FX | 現物取引 |
レバレッジ取引ができる | レバレッジ取引ができない |
「買い」と「売り」の注文が可能 | 「買い」のみの注文 |
仮想通貨FXではレバレッジをかけられることで、証拠金より倍の取引を行うことができます。一方で現物取引では、資金の金額範囲内での取引となるので大きなリターンは望めませんが、その分損失が発生しても低く抑えることができます。
現物取引では買い(ロング)のみの取引しかできませんが、仮想通貨FXでは空売り(ショート)の取引も可能です。そのため仮想通貨FXでは、下落相場でも空売りで利益を狙うことができます。
海外FX業者で仮想通貨取引をするメリット
冒頭で仮想通貨取引所ではなく海外FX業者で仮想通貨取引をすることのメリットとして、法定通貨(日本円・ドルなど)のみで取引ができることを挙げました。
法定通貨のみで取引できるということは、仮想通貨にする手間や手数料が省くことができるからです。
ただ同じFX業者でも国内FX業者も同様に仮想通貨FXを取り扱っています。あえて海外FX業者で仮想通貨を始めるメリットは以下の通りです。
ハイレバレッジで取引可能
国内の仮想通貨取引では、最大でもレバレッジ4倍までと規制されています。さらに日本の金融庁は、レバレッジを2倍まで引き下げるとの報道も出ています。そのため、ハイレバレッジでの取引を希望するなら、海外FX業者の利用がおすすめです。
豊富なボーナス特典がある
国内の取引所と違い、海外FX業者では豊富なボーナス特典が用意されています。ボーナスを活用することで、入金額以上の取引が可能となり、ハイレバレッジも相まって大きな利益を獲得できるチャンスがあります。
ゼロカットシステムを採用している
国内では証拠金維持率が規定より下回ると、追証という借金が発生します。解消するためには、保有ポジションを一部決済するか、口座に資金を入金する必要があります。追証があると、相場のボラティリティが高くなり逆行した際は、多額の損失を抱える恐れがあるのです。
しかし、海外FX業者はゼロカットシステムを採用しているため、証拠金以上の損失が発生しても、業者の方で負担してくれるメリットがあります。
仮想通貨FXができる海外FX業者まとめ
仮想通貨FXなら海外FX業者で取引すれば、ハイレバレッジやボーナスを活用して、少額でも大きな利益を狙えるチャンスがあります。
業者によってはFXと同じように、土日の仮想通貨取引は停止にしている場合があるので、事前に確認しておきましょう。
海外FXは、ゼロカットシステムにより入金額以上の損失もないため、国内取引所で満足していない方は一度取引してみてはいかがでしょうか。