iFOREX(アイフォレックス)は25年という長い営業実績があり、FXの通貨ペアだけでなくCFDの取引銘柄も豊富な人気の海外FX業者です。
これからFX取引を始めようと考えている方でiFOREXが気になっている方は多いと思いますが、海外FX業者を選ぶ際に気になることの1つはレバレッジでしょう。
ここではiFOREXのレバレッジについて、最大値や注意点を見ていきながら他の海外FXとの比較も紹介していきます。
iFOREX(アイフォレックス)の最大レバレッジは400倍
iFOREXのレバレッジは最大で400倍で、ほとんどの通貨ペアが400倍のレバレッジで取引できます。
レバレッジが400倍ということは、簡単に言うと取引できる額が実際に入金した資金の400倍になるということです。100ドルの資金で40,000ドル、500ドルの資金で200,000ドルの取引が可能になります。
iFOREX公式サイトの取引条件にはレバレッジが〇倍とは書かれていないためレバレッジがわかりにくいと感じた方もいるかもしれません。この場合は必要証拠金維持率を見てください。レバレッジの倍率は100÷必要証拠金維持率で計算できます。
先ほどほとんどの通貨ペアのレバレッジが400倍と書いたとおり、iFOREXでできる取引の中にはこれより低いレバレッジが設定されている銘柄もあります。
レバレッジが低くなるのはマイナー通貨での取引やCFD取引ですが、具体的にどのような値なのか見ていきましょう。
マイナー通貨ペアのレバレッジは最大200倍
iFOREX で可能なFX取引の中でも、マイナー通貨での取引はレバレッジが低く設定されています。
最大レバレッジ | |
---|---|
CHFTRY(スイス/トルコリラ) | 200倍 |
TRYHUF(トルコリラ/Hフォリント) | 200倍 |
TRYJPY(トルコリラ/円) | 200倍 |
GBPTRY(ポンド /トルコリラ) | 200倍 |
EURTRY(ユーロ/トルコリラ) | 200倍 |
USDTRY(米ドル/トルコリラ ) | 200倍 |
EURINR(ユーロ/インドルピー) | 50倍 |
USDINR(米ドル/インドルピー) | 50倍 |
EURRUB(ユーロ/ロシアルーブル) | 50倍 |
USDRUB(米ドル/ロシアルーブル) | 50倍 |
USDJPY(米ドル/チリペソ) | 50倍 |
EURCNH(ユーロ/オフショア人民元) | 20倍 |
USDCNH(米ドル/オフショア人民元) | 20倍 |
iFOREX で取引できる通貨ペアは89種類あり、この中で76ペアのレバレッジは400倍で、その他13ペアだけはそれより低いビバレッジになっています。
通貨以外のCFD取引のレバレッジは最大200倍
iFOREX ではFX以外にも商品、指数、株式、ETF、仮想通貨といったCFD取引もできます。ただCFD取引ではFXより低いレバレッジが適用されます。
CFD取引の種類 | レバレッジ | 詳細 |
---|---|---|
商品(コモディティ) | 50倍から200倍 | コーヒー100倍、小麦50倍、白金200倍 |
株式 | 5倍から20倍 | ルイヴィトン20倍、CVS10倍、asana5倍 |
指数 | 25倍から200倍 | 日本100 200倍、スイス20 100倍、VIX 50倍 |
ETF | 5倍から40倍 | EAFE40倍、IPO20倍 |
仮想通貨 | 5倍、10倍、13倍 | ビットコイン13倍、イーサリアム10倍、リップル10倍 |
FX以外の取引の最大レバレッジは200倍で最低では5倍になります。iFOREX でCFD取引をする場合は、FXより高額な資金が必要になるので注意してください。
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iFOREXのレバレッジと他の海外FXのレバレッジを比較
どの海外FXに口座を開くか悩んでいる方は、iFOREXのレバレッジが他の海外FX業者と比べて高いのか低いのかが気になるのではないでしょうか。ここではiFOREXと他の代表的な海外FXのレバレッジを比較していきましょう。
最大レバレッジ | |
---|---|
iFOREX | 最大400倍 |
XM | 最大888倍 |
AXIORY | 最大400倍 |
GEMFOREX | 最大1000倍 |
TitanFX | 最大500倍 |
FXGT | 最大1000倍 |
FBS | 最大3000倍 |
TRadeview | 最大400倍 |
海外FXの魅力の一つは国内FXよりレバレッジが高いところでしょう。国内FXの場合、日本の法律で最大レバレッジが25倍までに規制されていますが、海外FXの場合は海外に拠点を置いている業者のため100倍以上のレバレッジが当たり前で、中には1,000倍を超えるレバレッジをしている業者もあります。
また海外FX業者では取引で口座がマイナスになったとしても、ゼロカットを採用している業者であればマイナス分を支払う必要はありません。そのため海外FXは高レバレッジで高い利益を狙いたい方に人気です。
ただ人気の高い海外FX業者の中ではiFOREXのレバレッジは決して高い方とは言えません。とはいえ国内FXのレバレッジは25倍なので、これに比べれば十分高倍率でしょう。
またiFOREXはロスカット率が0%な上に『初回入金100%ボーナス』や『年利3%の利息キャッシュバック』などお得なボーナスキャンペーンでも高評価を得ています。十分なレバレッジでボーナスも利用できCFD取引の種類も豊富な優良海外FXといえるでしょう。
iFOREXのレバレッジの特徴
iFOREXのレバレッジにはあまり他の海外FXでは見られない条件もあります。
トレーダーにとってメリットになる条件もあれば、知らないとロスカットに発展してしまいそうな決まりもあるので、実際に取引を始める前に確認しておいてください。
土日はレバレッジが半分に規制される
他ではあまり見られないiFOREX特有のレバレッジに関する決まりがあり、取引休止時間前後にレバレッジか半分か半分以下に規制されてしまいます。
iFOREXの取引時間は各銘柄の市場が開いている時間です。FXの取引可能時間をまとめました。
取引休止時間 | 規制後のレバレッジ | |
---|---|---|
メイン通貨 | 日曜日の21:05から金曜日20:00以外 | 200倍 |
トルコリラ | 100倍 | |
インドルピー | 月曜日から金曜日の03:31から11:29以外 | 25倍 |
ロシアルーブル | 月曜日から金曜日の07:01 から15:59以外 | |
チリ | 月曜日から金曜日の11:30から16:30以外 | |
イスラエルシェケル | 月曜日から金曜日の05:10から14:59 金曜日の05:10から10:00以外 | 200倍 |
ほとんどの通貨ペアの場合、平日は24時間取引可能で土日だけ取引できなくなります。日本時間でいうと土曜日の朝にレバレッジに気を付けておけばいいので、あまり問題ないでしょう。
ただトルコリラやインドルピーなどのマイナー通貨の場合メイン通貨と取引時間が違っていたり、平日でも現地の夜の時間帯は取引できなくなるので注意しておきたいところです。
レバレッジが半分以下になると取引に必要な拠出金が2倍以上になります。取引時間中はレバレッジで拠出金が足りていたとしても、取引休止時間にレバレッジが急に下がることでロスカットになってしまうことも考えられます。取引休止時間前にチャートと拠出金を確認して、必要があれば決算しておくなどの対策が必要です。
またここではFXの取引時間を紹介しましたが、株や商品など他の銘柄はさらに取引時間が変わります。レバレッジの変化で思わぬ不利益を負わないためにも、自分が取引している銘柄の取引時間や休止時間についてはiFOREXの公式サイトであらかじめ確認しておくようにしてください。
入金金額にかかわらずレバレッジが変更されない
iFOREXのレバレッジの優れた点はレバレッジ制限がないところです。
海外FX業者は口座残高が高額になった際にレバレッジを低く制限させられることが多いのですが、iFOREXは口座残高に関わらずレバレッジ最大400倍の取引ができます。他の海外FXのレバレッジ制限を見ておきましょう。
- iFOREX…証拠金にかかわらず400倍
- XM…200万円以上で888倍→200倍に規制
- FBS…50万円以上で最大3000倍→500倍に規制
このようにiFOREXより高いレバレッジを設定している業者でも、口座残高によってはレバレッジが大きく下がってしまいます。これはレバレッジ制限はトレーダーと海外FX業者両方を守るために導入されているのです。
例えば200万円の資金がある人がレバレッジ1,000倍かけて取引した場合、拠出金は20億円です。この金額で取引した場合勝った時の利益が大きくなる反面、負けた時の損失も相当なものでしょう。レバレッジ制限はトレーダーが大きすぎる損失を出すのを防ぐ役割があるのです。
しかしレバレッジ制限によってトレーダーのリスクが減るとはいえ、レバレッジ制限のかけ方は各業者によって違います。事前に直接トレーダーに連絡してレバレッジを変更してくれるところもあれば、何の前触れもなしにいきなり制限がかかることもあります。口座残高がいくらになってもレバレッジ制限がかからないiFOREXのルールは、トレーダーにとって快適だと言えるでしょう。
レバレッジの変更不可
海外FXではレバレッジを自分で調整できるケースも少なくないのですが、iFOREXはレバレッジの変更不可になっています。
iFOREXでは常にその取引に適用される最大レバレッジで取引する必要があります。つまりレバレッジ400倍の銘柄の場合レバレッジを20倍や100倍にすることはできません。 ただ一つの取引に口座残高すべてを使う必要はありません。
例えば口座残高が20万円で400倍のレバレッジをかけて取引すると拠出金は8,000万円になりますが、もし20万円のうち10万円だけ使えば4,000万円の取引です。20万円口座にあって1,000万円の取引をするなら、レバレッジは実質50倍ということです。
iFOREXでは最大レバレッジは変更できませんが、トレーダーが取引に使う金額を自由に設定することで実効レバレッジを調整することができます。
まとめ
iFOREXのレバレッジは最大400倍で海外FXの中では特別高いというわけではありません。
しかしレバレッジ制限がなかったりロスカット率が0%だったりと、トレーダーにいくつもメリットがあるブローカーだと言えるでしょう。気を付ける点を挙げるとすれば、取引時間外前後のレバレッジの変更でしょう。
国内FXよりはるかに高いレバレッジで取引ができ、FXとCFD取引合わせて900以上の銘柄があるiFOREXは魅力的な海外FXの1つなので、開設する価値は十分にありますよ。
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