Tradeview(トレードビュー)はスプレッドが狭く、特にスキャルピングメインで取引するトレーダーは口座開設を検討するべき業者です。また、海外FXでは珍しい信託保全を導入している業者でもあります。
口座開設しようと気になっている方も多いのではないでしょうか。
この記事は前半で『Tradeviewの口座開設の方法・手順』を詳しく解説して、後半では『口座開設ボーナス』や『口座開設できない時の原因と対処法』をまとめています。
- Tradeviewの口座開設をしたい
- 口座開設でつまづいている
このような方におすすめです。
この記事を読むことで、Tradeviewの口座開設がスムーズにでき、ボーナスなどの情報を知ることができます。ぜひ参考にしてください。
Tradeviewの口座開設方法
Tradeviewの口座開設は以下6つの手順で完了します。
- 基本情報の入力
- 職業に関する情報の入力
- 投資経験に入力
- 本人確認書類のアップロード
- 規約に同意して電子署名
- 承認メールが届けば完了
口座開設の申し込み自体は10分程度で終わります。審査に承認されて口座開設が完了するのは、1日程度の時間が掛かります。
書類の不備や入力情報を間違えていると、審査で承認されません。その場合、やり直すなど手間が増えます。できるだけ1回きりでOKなように、入力情報の確認をしましょう。
実際に申し込みをする前に、本人確認書類の準備を先にしておきましょう。
そうすることで、スムーズに口座開設ができます。
書類は公的身分証明書と現住所確認書類が1つずつ必要です。
公的身分証明書 (顔写真つき) |
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現住所確認書類 (発行から3ヶ月以内) |
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Tradeviewの現住所確認書類では、携帯電話料金の請求書などは利用できません。
他社では携帯電話料金の請求書もOKが多いですが、上記の書類のみ対象なので注意してください。
本人確認書類が準備できたら早速、口座開設の申し込みをしていきます。
基本情報の登録
まずTradeview公式サイトを開いて、『新規口座開設』をクリックします。
- Tradeview個人口座
- Tradeview法人口座
この2つから選び、下にある『口座を開設する』をクリックして進みます。
するとTradeview 個人口座申請の画面になります。
まずは取引プラットフォームと通貨の入力をします。
取引プラットフォームは全部で10の選択肢がありますが、以下の5つから選びましょう。
- MT4 innovative Liquidity Connector(ILC)
- MT4 X Leverage
- MT5 innovative Liquidity Connector(ILC)
- MT5 X Leverage
- Cトレーダー
プラットフォームは上記5つから選択してください。これ以外は、選択の対象外と考えてOKです。
プラットフォームによる違いは下記の表を確認してください。
口座タイプ | X Leverage口座 | ILC口座 | MT5口座 | cTrader口座 | Currenex口座 |
取引プラットフォーム | MT4 | MT4 | MT5 | cTrader | Currenex |
最大レバレッジ | 500倍 | 200倍 | 100倍 | 200~400倍 | 200~400倍 |
注文方式 | STP | ECN | ECN | ECN | STP |
取扱い通貨ペア数 | 60銘柄 | 60銘柄 | 60銘柄 | 40銘柄 | 40銘柄 |
取扱い貴金属銘柄数 | 3銘柄 | 3銘柄 | 3銘柄 | 2銘柄 | 2銘柄 |
取扱いCDF銘柄数 | 48銘柄 | 48銘柄 | 48銘柄 | 非対応 | 非対応 |
取扱い仮想通貨数 | 5銘柄 | 5銘柄 | 5銘柄 | 5銘柄 | 5銘柄 |
初回入金額 | 100ドル | 1,000ドル | 1,000ドル | 1,000ドル | 1,000ドル |
1ロット単位 | 100,000通貨 | 100,000通貨 | 100,000通貨 | 100,000通貨 | 100,000通貨 |
最小取引単位 | 0.01Lot(1,000通貨) | 0.1Lot(10,000通貨) | 0.1Lot(10,000通貨) | 0.01Lot(1,000通貨) | 0.1Lot(10,000通貨) |
取引手数料 | 無料 | 1lotあたり5ドル(往復) | 1lotあたり5ドル(往復) | 1lotあたり5ドル(往復) | 1lotあたり6ドル(往復) |
口座スペック・評判などはTradeviewの良い評判と悪い評判【悪評もすべて暴露します】の記事で詳しくまとめています。
取引通貨は特にこだわりがなければ日本円を選択しておきましょう。
登録情報の入力
次にこのような画面になるので必要な情報を入力していきます。
- 氏名(姓・名)
- 出生地・生年月日
- パスポート番号
- パスポートの有効期限
- 国籍
- 居住国
- 都道府県(例:Tokyo)
- 市区町村(ローマ字)
- 住所(ローマ字)
- 住所2(ローマ字)←建物名・部屋番号
- 郵便番号(ハイフンなし)
- 電話番号(+81に最初の0を除いた番号)
- 性別
- 既婚・独身状況
これらの情報を入力していきます。
パスポートを持っていない場合、『パスポートの番号』と『パスポートの有効期限』は空欄のままでOKです。
電話番号は、国番号の「+81」を自分で入力します。
その後に、電話番号の最初の0を除いた番号を入力します。
例)+819012345678(090-1234-5678の場合)
住所の入力は、日本語表記のときと違って丁目・番地・号から地名の順で入力します。
難しい場合は、住所を英語表記に変換してくれる君に届け!というサイトを利用しましょう。
米国市民権に関する情報
米国市民権や永住権を保持しているかの質問があります。
3つの選択肢があるので、当てはまるものにチェックします。
米国市民権や永住権がない方は3つ目のCをチェックします。
職業に関する情報などを入力する
職業や収入についての選択をします。
- 職業
- 年間所得
- 年収
- おおよその純資産
- 投資予定額
- 収入源
- 米国市民権・永住権に関して
- 破産した経験
これらの質問があります。
投資経験の入力
- 株式・債券
- 為替・CFD・貴金属
- 商品
- 先物
- オプション
- 投資信託
上記の投資について経験の有無、取引量、取引頻度を入力していきます。
わざわざ調べたりせずに、おおよその範囲で入力して大丈夫です。
その他の情報として、年間投資予定額・口座の目的などを選択してください。
また、口座の管理は誰なのかを選択してください。
- 本人が取引
- 第三者が取引
- 第三者の口座を取引
上記内容の入力が済んだら次に進みます。
本人確認書類のアップロード
次に本人確認書類のアップロードをしていきます。
最初に説明して、準備した書類を使います。
書類の種類を選択して、それぞれ画像のアップロードをします。
再度、この表で確認してください。
公的身分証明書 |
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現住所確認書類 (発行から3ヶ月以内) |
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アップロードができたら、現住所確認書類も同様にアップロードします。
規約に同意して署名する
最後に、規約の同意と署名が必要です。
PDF形式になっている規約などを見て問題なければ署名します。
規約は英語になっているので、Google翻訳などを利用しましょう。
署名は自分の名前をローマ字で書きます。(イニシャルのみでも大丈夫なようです)
スマホでは指で、PCならマウスで署名するので少し難ししいかもしれません。ただ、書き直しが何度でもできるので安心してください。
その後に『送信する』をクリックします。
審査に承認されメールが届くと完了
送信するをクリックすると、Tradeviewから確認メールが届きます。
これは、「口座開設の申請を受け付けました」という内容なので、次に届くメールを待ちます。
申請から24時間以内で口座開設が完了したというメールが届きます。
そのメールに、MT4またはMT5などのログインID・パスワードが表示されています。それを保存しておきましょう。
取引を開始するには、取引ツールをダウンロードして、資金を入金する必要があります。
続いては、Tradeviewのボーナスについてです。
Tradeviewで口座開設したあとにやること
残念ながら、Tradeviewでは基本的に口座開設ボーナスが実施されていません。
また、入金ボーナスを含めてボーナス・キャンペーンを実施していないので、ボーナスを利用することができません。
ただしボーナスがないのはAXIORYなどの業者と同じく、スプレッドを狭くしたり取引手数料を安くしたりするためです。ボーナスがないのは欠点でもありますが、取引環境に力を入れているので、長期的に考えるとオススメです。
ボーナスがない代わりに取引環境が強い
TradeviewのECN口座では、1ロットあたり5ドルの手数料が発生します。
スプレッドが狭いので、実際の取引コストは多くの通貨ペアで1pips以下になります。
またTradeviewは約定力が高いことで定評があります。
そのためボーナスを利用する必要がない上級者などは、Tradeviewのような取引環境の優れた業者を利用している傾向が高いです。
さらにTradeviewは信託保全を導入しているので安全性・信頼性も高いです。
この点から見ても、大きな資金を入金する上級者におすすめできるポイントです。
口座開設ができない時の原因と対処法
Tradeviewで口座開設できないときは、以下の点に該当していないかを確認してください。
- 21歳〜63歳ではない
- 年収25,000ドル(250万円)未満
- 破産の経験がある
- 現在無職である
- 投資経験がない
これに当てはまる点があると、口座開設ができない可能性があります。
基本的にはこれが原因です。
Tradeviewからメールに送られてくる『追加リスク開示書』に署名して提出する必要があります。
提出したら再度、承認されるかの結果を待ちましょう。
追加リスク開示書に同意が必要
追加リスク開示書は以下のような感じで送られてきます。
名前をローマ字で入力します。
右側にあるAccount Number(口座番号)は、まだ口座を所有していないので空欄のままでOKです。
そして下側にある『Joint Account』はNoとYesの2択があるので、Noを選択します。
これらの入力ができたら、Eメールを入力して、最後に電子署名をします。
入力が難しいかもしれませんが、何回でも書き直せます。
署名が終わったら、下のチェック欄にチェックを入れて『Send(送信)』をクリックします。
これで基本的には、口座開設が完了してメールが届きます。
これでもダメだった場合、Tradeviewに問い合わせしてみてください。
Tradeviewの口座開設方法まとめ
本記事では、海外FX業者『Tradeviewの口座開設方法』の解説と『ボーナス』や『口座開設できない時の原因・対策法』についてまとめました。
TradeviewはECN口座のスプレッドが狭く、取引手数料も安いので短期トレーダーにおすすめの業者です。ENC口座の最低入金額は10万円からと高いですが、信託保全制度を導入しているので安全性・信頼性はあります。
上級者はもちろん、特にスキャルピングをメインで取引するトレーダーは、口座開設を検討するべき業者です。
ボーナスはほとんどありませんが、取引環境の優れた業者を利用したいという方は、ぜひ口座開設することをおすすめします。