- 各FX業者の年齢制限
- 未成年(学生)におすすめな海外FX業者
- 未成年(学生)の口座開設に必要書類
- 未成年(学生)の海外FXの確定申告
「海外FX業者で口座を開設したい!」
「海外FX業者でボーナスをもらって取引したい!」
このようにお考えの方の中には20歳未満、いわゆる未成年の方もいらっしゃるかと思います。
事実ごくわずかですが、10代と早いうちからFXを始めている方がいらっしゃるのも事実です。
このデータからFXは未成年からでも始められることがわかります。
ですが未成年から始められるといってもお金が発生する実際の取引のため小学生、中学生から始められるというわけではありません。
そこで今記事では海外FXの年齢制限から、未成年がFXを始めるリスクについて徹底的に解説していきます。
海外FXに挑戦したい学生さんがスムーズに口座開設からトレード開始まで進められるように、利用可能な海外FX業者のピックアップと注意事項についても詳しく解説しているのでぜひご参照ください。
海外FXは学生でも年齢をクリアすれば口座開設できる
学生でも海外FXに挑戦したい方、未成年でも利用できる業者はもちろんあります。
基本的に18~20歳以上に年齢制限を設定してある海外FX業者が多いので、中学生では利用ができませんが高校生や大学生からは可能です。
また18歳以上なら口座開設ができると書かれていても、高校生の18歳の場合は不可とする業者もあるので条件はよく見ておく必要があります。
未成年でも保護者の同意書類などは基本的に不要
国内FXの場合、未成年で開設するには「保護者の同意書」「法定代理人の本人確認書類」「未成年者と法定代理人との関係を証する書面」が必要になると法律で定められていますが、海外FX業者では同意書などは一切必要なく、通常通りの口座開設方法で問題ありません。
- 保護者の同意書
- 法定代理人の本人確認書類
- 未成年者と法定代理人との関係を証する書面
18歳以上であれば、保護者の同意など一切必要なく本人の意思だけで始められるので始めやすいのが海外FXの良いところ。
もちろん口座開設ボーナスだけでノーリスクの取引でもいいですし、最低入金額は100円からのところもあるので、リアルマネーでの取引もお小遣いやバイト代で実現できます。
学生でも利用できる海外FX業者一覧と条件
海外FX業者の学生の利用の条件の一覧です。
年齢制限 | 高校生 | 親の同意 | |
---|---|---|---|
XMTrading | 18歳以上80歳未満 | 〇 | 不要 |
AXIORY | 18歳以上 | 〇 | 不要 |
LAND-FX | 21歳以上 | × | – |
TitanFX | 18歳以上 | 〇 | 不要 |
FBS | 18歳以上 | 〇 | 不要 |
iFOREX | 18歳以上 | 〇 | 不要 |
BigBoss | 18歳以上 | 〇 | 不要 |
Tradeview | 18歳以上 | 〇 | リスク同意書が必要 |
is6FX | 18歳以上 | × | 不要 |
FxPro | 年齢制限なし | 〇 | 不要 |
IFC Markets | 年齢制限なし | 〇 | 不要 |
TradersTrust | 20歳以上80歳未満 | × | – |
FXDD | 18歳以上 | 〇 | 不要 |
年齢の上限はなし
国内FXにはまれに上限年齢も定めています。。
しかしほとんどの海外FX業者では例えば80歳、90歳、極端な話100歳でも審査に引っかかることはないので18歳以上であれば始めたいときにいつでも始められます。
日本ではすべての国内FX業者が年齢制限を設けています。
引用:海外FX業者に年齢制限はある?何歳からOK?7社の口座開設条件を徹底調査|GEMFOREX
大抵のFX業者は18歳以上~80歳以下までを対象としています。
ある国内FX業者の中には、上限が75歳以下のところもあります。
海外FX業者のなかでも人気の高いXMの公式サイトをみてもわかる通り上は何歳からでも始められることがわかります。
会社名 | 年齢条件 |
---|---|
外為どっとコム | 18歳~80歳以下 |
みんなのFX | 18歳~80歳未満 |
LIGHT FX | 18歳~80歳未満 |
SBI FXトレード | 18歳~80歳未満 |
DMM FX | 20歳~75歳未満 |
ヒロセ通商 | 20歳~75歳以下 |
外貨ex | 20歳~80歳未満 |
GMOクリック証券 | 20歳~80歳以下 |
外為ジャパン | 20歳~75歳未満 |
FXTF | 20歳~75歳以下 |
Money Partners | 20歳~75歳未満 |
FXブロードネット | 20歳以上 |
JFX株式会社 | 20歳~74歳以下 |
FXプライムbyGMO | 20歳~80歳以下 |
外為オンライン | 20歳以上 |
2022年から国内FXも18歳から保護者の同意なしで始められる可能性もある
実は2022年4月1日から民法が改正され法律上20歳から成人とみなされていましたが、18歳まで引き下がることになりました。
成年年齢の引下げによって,18歳,19歳の方は,親の同意を得ずに,様々な契約をすることができるようになります。例えば,携帯電話を購入する,一人暮らしのためのアパートを借りる,クレジットカードを作成する(支払能力の審査の結果,クレジットカードの作成ができないことがあります。),ローンを組んで自動車を購入する(返済能力を超えるローン契約と認められる場合,契約できないこともあります。),といったことができるようになります。
(中略)
また,親権に服することがなくなる結果,自分の住む場所(居所)を自分の意思で決めたり,進学や就職などの進路決定についても,自分の意思で決めることができるようになります。もっとも,進路決定について,親や学校の先生の理解を得ることが大切なことに変わりはありません。 そのほか,10年有効パスポートの取得や,公認会計士や司法書士などの国家資格に基づく職業に就くこと(資格試験への合格等が必要です。),性別の取扱いの変更審判を受けることなどについても,18歳でできるようになります。
引用:民法(成年年齢関係)改正 Q&A
民法の改正内容をみると、FXも18歳になっていれば保護者の同意なく始められると考えられますが、まだグレーゾーンなのが現状です。
なぜかというと実はこれには続きがあって、お酒やたばこなどの健康に害を及ぼす可能性があるものや、ギャンブルは2022年4月1日の改定以降も20歳以上と決められているのです。
FXはギャンブルではなく投資に該当しますが、場合によっては大きな損失を抱えてしまうこともあるためギャンブルととらえられることがあるのも事実です。
ですので、国内FXを検討されている18歳未満の方は正式な発表まで待ちましょう。
ただ高齢になると車の運転のように瞬時の判断や計算がしづらくなる可能性もありますので、そこはご自身でご判断ください。
学生(未成年)が取引できる海外FX業者ベスト3
学生・未成年・高校生でも利用できる海外FX業者はいくつもあり、基本的に同意書が必要ないので条件をクリアできる業者であればどこを利用しても同じと思ったら大間違いです!
利用する海外FX業者を選ぶ時は以下に着目して海外FX業者を選びましょう。
- ライセンスの有無
- 口座開設ボーナスや入金ボーナスの有無
- 取引可能な通貨・銘柄の種類
- 最大レバレッジや最小取引単位
- 利用しているトレーダーの口コミ
- 手数料などのコスト
これらの項目を特にチェックしておくことでお得に海外FXデビューができて、安全にFX取引をすることができます。
年齢や性別問わず、学生や主婦にも人気の高いおすすめの海外FX業者3社をピックアップするので比較してみてください。
1. 人気ナンバーワン!1番人気を選ぶなら XMTrading(エックスエム)
XMtrading(エックスエム)海外FXの中で1番人気が高く日本人トレーダーの多くが利用している業者です。
- ボーナスが豊富で入金なしで始められる
- 日本と桁違いの規模を展開する大手FX業者で安全
- 入出金手数料や口座維持手数料が発生しない
- 3つの口座すべてで複数口座開設が可能
- 両建てやスキャルピングがすべての口座で可能
- すべての口座でMT4とMT5が利用できる
特におすすめなポイントは口座開設ボーナス・入金ボーナス・ロイヤリティプログラムとすべてのボーナスを受け取ることができるという豪華特典がついていること。
ライセンスも複数保有していて保証もついているので、学生でも安心してトレードができます。
XMTradingの基本情報
口座タイプ | 一番人気! スタンダード口座 | マイクロ口座 | ZERO口座 |
---|---|---|---|
最大レバレッジ | 1000倍 | 1000倍 | 500倍 |
取引手数料 | 無料 | 無料 | 1ロット取引(片道)5ドル |
最低入金額 | 5ドル | 5ドル | 100ドル |
1ロットの単位 | 1000通貨 | 10万通貨 | 10万通貨 |
最大取引量 | 100ロット | 50ロット | 50ロット |
最低取引量 | MT4:0.01ロット MT5:0.1ロット | 0.01ロット | 0.01ロット |
平均スプレッド | 1.7pips | 1.7pips | 0.1pips |
通貨ペア | 57通貨 | 57通貨 | 56通貨 |
CFD取引 | 33銘柄 | 33銘柄 | 利用不可 |
貴金属取引 | 4銘柄 | 4銘柄 | 2銘柄 |
ボーナス対応 | 〇 | 〇 | × |
マージンコール | 50% | 50% | 50% |
ロスカット率 | 20%以下 | 20%以下 | 20%以下 |
追証 | なし | なし | なし |
自動売買 | 〇 | 〇 | 〇(制限あり) |
2. AXIORY
海外FX業者のなかでも対応している業者が少ないcTraderの提供をしているのがAXIORY(アキシオリー)です。
約定速度がめちゃくちゃ早く、取引制限もないので手動でスキャルピングをしようと思っている学生には最適の取引ツールになっています。
- 両建てやスキャルピングがすべての口座で可能
- ECN口座のスプレッドの狭さは業界トップレベル
- NDD方式採用で取引の透明性が高い
- 信託保全に対応している
- 入金方法が多く、国内銀行送金での出金が可能
ライセンスは所有しているのですがマイナーなところがデメリットですが、7年の運営実績がありトラブル報告もないことから学生でも安心して利用できるFX業者となっています。
AXIORYの基本情報
口座タイプ | 1番人気! スタンダード口座 | ナノスプレッド口座 テラ口座 | アルファ口座 |
---|---|---|---|
最大レバレッジ | 400倍 | 400倍 | 1倍(現物) |
取引手数料 | 無料 | 1ロット取引(片道)3ドル | あり |
最低入金額 | 20,000円 | 20,000円 | 20,000円 |
1ロットの単位 | 10万通貨 | 10万通貨 | 10万通貨 |
最大取引量 | 1憶通貨 | 1憶通貨 | 10万株 |
最低取引量 | 1,000通貨 | 1,000通貨 | 1株 |
平均スプレッド | 1.6pips | 0.6pips | 非常に狭い |
通貨ペア | 61通貨 | 61通貨 | 124種類の個別株 70種類のETF |
CFD取引 | 12銘柄 | 12銘柄 | – |
貴金属取引 | 4銘柄 | 4銘柄 | – |
ボーナス対応 | 不定期開催 | 不定期開催 | 対象外 |
マージンコール | 50% | 50% | – |
ロスカット率 | 20%以下 | 20%以下 | – |
追証 | なし | なし | なし |
自動売買 | 利用可能 | 利用可能 | 利用不可 |
学生や未成年の海外FX口座開設の必要書類
次に学生や未成年が海外FX口座を開設する時に用意しなければいけない書類の一覧です。
XMTradingの必要書類
★本人確認書類(有効期限が切れていないもの)
運転免許証・パスポート・マイナンバーカードなど
★住所の証明書(3ヵ月以内に発行されたもの)
公共料金の請求書・銀行の明細書など
AXIORYの必要書類
★本人確認書類(有効期限が切れていないもの)
運転免許証・パスポート・写真ありの住基カード・マイナンバーカード
★住所の証明書(3ヵ月以内に発行されたもの)
公共料金の請求書・クレジットカードの請求書・銀行の利用明細・健康保険証など
※国内銀行送金を利用する時は本人確認書類と本人が一緒に写っている写真が必要です。またマイナンバーの入力も必須になっています。
本人確認は顔写真入りの書類が必須だが学生証は利用不可
写真がついていないタイプの住基カードは本人確認書類として認められていないので、その他の書類の用意が必要となります。
なぜ海外FXの口座開設に写真が必要なの?と疑問に思った人もいると思います。
これは本人確認書類と本人が同一人物であり、他人の本人確認書類を使用して口座開設をしようとしていないか確認するための作業です。
もし入金方法にクレジットカードを選んでいたら、クレジットカードの写真やクレジットカードと本人が一緒に写っている写真を請求されることもあります。
海外FX業者によって用意する書類は異なるので、学生や未成年なら特に最初に確認しておくことをおすすめします。
また写真入りの証明書ときいて学生であれば「学生証」を思い浮かべる方もいらっしゃるかと思いますが、学生証は公的な書類と認められないため提出できません。
運転免許証やパスポートなど他の物を用意しましょう。
税金はどうなる?学生の海外FXの税金の計算
学生が海外FXで利益を出した時も納税をする義務はあるので忘れてはいけません。
- 海外FXの課税対象:為替差益とスワップポイント
- 海外FXの課税対象外:含み益(確定した利益ではないため)
基本的に含み益には課税されませんが、海外FX業者によっては課税対象としている場合もあるので事前に確認が必要です。
国内FXは利益に対して20.315%の固定された税金が発生します。
- 所得税15%
- 住民税5%
- 復興特別所得税0.315%
しかし海外FXの利益にかかる税金は少し異なります。
まずアルバイトなどで収入がある学生と海外FXの利益のみの収入の学生では、確定申告が必要になるラインが異なります。
アルバイトをしている学生: 年間130万円以上の収入になった時
アルバイトをしていない学生:年間38万円以上の収入になった時
さらに税率は累進課税なので利益が出れば出るほど払う税金も多くなっていきます。
- 年間のバイト代:960,000円
- 年間の海外FX収益:1,000,000円
年間の所得である1,960,000円が課税対象となります。
所得にかかる税率
年間利益額 | 税率 | 内訳 | 控除額 |
4,000万以上 | 55% | 所得税45%・住民税10% | 4,796,000円 |
1,800万以上4,000万以下 | 50% | 所得税40%・住民税10% | 2,796,000円 |
900万以上1,800万以下 | 43% | 所得税33%・住民税10% | 1,536,000円 |
695万以上900万以下 | 33% | 所得税23%・住民税10% | 636,000円 |
330万以上695万以下 | 30% | 所得税20%・住民税10% | 427,500円 |
195万以上330万以下 | 20% | 所得税10%・住民税10% | 97,500円 |
195万円以下 | 15% | 所得税5%・住民税10% | 0円 |
アルバイトをしている学生の例では195万以上330万以下に該当するので、所得税10%と住民税10%が課税されるということになります。
1,960,000円の20%=392,000円ですが、納税額の計算はまた別です。
例に挙げた学生の納税額を計算してみましょう。
- (1,960,000×20)-97,500=294,500円
- 294,500円×2.1%=6,185円←復興特別所得税の金額
- 294,500円+6,185円=300,685円
納税額は300,685円という計算になります。
学生の海外FXの税金対策
先ほど例に挙げた学生は海外FXの利益が年間196万円に対して、300,685円の税金がかかっていました。
せっかく200万円近い利益を出したなら節税したいのが本音ですよね!
海外FXで学生に教えたい税金対策は、経費で節税をするということです。
- 海外FXに関する参考書の代金やセミナーの参加料取引を行っているPCの購入費
- 取引に使用しているスマホやタブレットの使用量
- インターネット回線料金
- プロバイダーの使用料
- 海外FXをしているトレーダーとの交流会などの費用
海外FXで取引をするために必要になった物や参加や会食にかかった費用は経費にすることができます。
ただ 税務署の担当者が必要経費として認定してくれなければいけないので、質問されたときにはっきり使用用途を答えられるものでないといけません。
「利益を出すために外出先でも値動きを見る必要がありタブレットを買いました」
「プロトレーダーから知識を学ぶために会食をしました」
「FXのセミナーに参加するためにタクシーを利用しました」
など会社に経費を請求する時のような感じで、ちゃんとFXに関連した理由があれば大丈夫です。
利益がですぎてしまうと扶養からは外れる?
生計を共にしている16歳以上の扶養親族がいる人は扶養控除を受けています。
- 19歳以上23歳未満の扶養親族:63万円
- 16歳以上の扶養親族:38万円
- 同居する70歳以上の扶養親族:58万円
- 同居しない70歳以上の扶養親族:48万円
学生の場合の控除額は38万円~63万円に該当しますよね。
海外FXの利益が大きくなり扶養から外れると、 親はこの控除が受けられなくなり納税の負担が大きくなるのです。
学生は海外FXの利益が年間38万円以上あると、アルバイトをしている・していないに関わらず扶養からは外れてしまいます。
勤労学生控除は使える?
学生に使える控除には勤労学生控除もあります。
適応対象者
(1) 学校教育法に規定する小学校、中学校、高等学校、大学、高等専門学校など
(2) 国、地方公共団体、学校法人等により設置された専修学校又は各種学校のうち一定の過程を履修させるもの
(3) 職業能力開発促進法の規定による認定職業訓練を行う職業訓練法人で一定の課程を履修させるもの
引用:国税庁公式HP
勤労学生所得控除の学生とは純粋な学生だけではなく、職業訓練などに通う大人も含みます。
- 指定された学校に通っている学生であること
- 合計所得金額が65万円以下であること
- 勤労所得以外の所得が10万円以下であること
もし自分が勤労学生控除の適応者であって、条件に該当したとすると受けられる所得控除が
基礎控除38万円+給与所得控除65万円+勤労学生控除27万円で年間130万円
となり通常よりも27万円多く控除が受けられるようになります。
ただ条件の3つ目に注目してみると、勤労所得以外の所得が10万円以下となっていますよね。
海外FXの利益はこの勤労所得以外の所得とみなされることになっています。
海外FXのボーナスやキャッシュバックには税金はかかる?
海外FXには口座開設ボーナスや入金ボーナスなどお得なキャッシュバック制度がありますよね。
少額投資で取引をしたい学生や、資金を使わずお試しで取引をしてみたい学生から好評な特典になっています。
- 口座開設ボーナス:10,000円←所得にはならない
- 利益5,000円←所得になる
上記は10,000円の口座開設ボーナスをもらって取引をして5,000円の利益を出した場合です。
海外FXは口座開設ボーナスや入金ボーナスは取引には使えるものの、出金することができないことの方が多くなっています。
利益だけを出金することになるので、ボーナス自体は所得にはならないのです。
ただこれもグレーゾーンであると言われているため、今後所得に含まれるようになる可能性もあります。
海外FXをしたいけど税金が気になり節税を重要視している学生には、入金ボーナスがある業者がおすすめです。
入金ボーナスの有無で税金に差が出てくるからです。
- A社:50万円入金して100万円の利益となり150万円となった
- B社:50万円を入金して50万円の損失を出し0円になった
この場合2つの海外FX業者での損益を計算すると、50万円の利益になっています。
A社とB社は海外FX業者同士なので損益通算が可能になり50万円が雑所得となるのです。
学生バイトで所得が他に300万円あったとすると
300万+50万円=350万円で330万以上695万以下に該当し20%の課税となります。
350万×20%-控除額472,000円=228,000円
50万円の海外FXの利益に対して20%の課税で10万円の税金がかかる計算です。
- A社:50万円入金+50万円の入金ボーナスで100万円の利益となり150万円となった
- B社:50万円入金+50万円の入金ボーナスで100万円の損失を出し0円になった
ここで重要なのは入金ボーナスは損をして0になった場合に損失として計上することができるということです。
A社で100万円の利益が出ているが、B社での100万円の損失を損益通算して利益が出ていない計算にすることができます。
海外FXの年齢制限に関するよくある質問
最後に海外FX業者に未成年の方や初めて登録する方からよく寄せられるご質問を紹介します。
未成年が海外FX業者に登録することはできますか?違法ですか?
業者にもよりますが基本的には18歳以上であればどなたでも口座開設することができます。もちろん違法ではありませんのでご安心ください。
海外FX業者で口座を学生が開設するとき保護者の同意が必要ですか?
海外FX業者にもよりますが保護者の同意は必要ありません。18歳以上という条件を満たしていれば、一般的な口座開設手順で問題ありません。
学生証・生徒手帳で本人確認することはできますか?
学生証・生徒手帳で本人確認することはできません。公的な書類が必要になります。具体的には以下の通りです。
【本人確認書類】
- 運転免許証
- パスポートなど(顔写真付きのものに限る)
【住居証明書類】
- 健康保険証
- 住民票
- スマートフォンなどの明細ハガキなど
運転免許証や保険証が用意できません。代用できる書類はありますか?
開設したい業者のお問合せから何の書類なら用意できるか提示し、相談してみましょう。
学生や未成年の海外FXの利用や税金に関するまとめ
海外FXはほとんどの業者が親の同意がなくても学生でも口座開設をすることができますが、一部の年齢制限がある業者では未成年は利用ができないことがあります。
必要書類がしっかりそろっていれば口座開設ができるので、事前に調べて用意してから手続きを始めましょう。
学生が海外FXで利益を出す時に気を付けることは、
- 扶養からはずれてしまう可能性があること
- バイトでの所得と合算されること
- 勤労学生控除はほとんどの人が使えないこと
- 利益が出れば出るほど税金が高くなること
です。ただ海外FXに関して発生した経費は税務署に申告することができるので忘れないようにしましょう。
学生や未成年におすすめできるハイスペックで安全な海外FX業者として
- XMTrading
- AXIORY
の3社をピックアップしてご紹介しましたが、他にも利用できる業者はたくさんあるので気になるところは比較してみてください。当サイトでは学生や未成年の方にもお勧めできる海外FX業者をランキング形式でご紹介しています。
学生や未成年でも利用できる海外FX業者はありますが、やみくもに取引をするのではなく知識をつけ自分の資産の範囲内で利用するようにしましょう。