- MT4とMT5の違い
- どちらを利用するか悩んだらMT5が吉
- MT4とMT5は互換性がないため注意
海外FX業者を利用するとき、取引ツールにMetaTrader4(以下、MT4)とMetaTrader5(以下、MT5)がありどちらを使えばいいのか迷うことはありませんか。
MT4とMT5にはそれぞれにメリットがあるため、トレード方法によってどちらが最適なのかは変わってきますが、裁量トレードがメインの場合はMT5がおすすめです。
もちろんMT4にも良い点は十分にありますが、筆者はMT4とMT5どちらか選べるのであればMT5を推奨しています。
今回はそう断言する理由について詳しく解説していきます。
「そもそもMT4・MT5ってなに?」
「MT5をおすすめする理由が知りたい」
「MT5が使える海外FX業者を知りたい」
上記のようにお考えの方もぜひ参考にしてください。
MetaTraderとはロシアのメタクオーツ・ソフトウェア社が提供している取引プラットフォームのことで、現在はキプロスを拠点として日本・シンガポール・オーストラリアなど全9カ国で運営しています。
MetaTrader4(MT4)とMetaTrader5(MT5)の違いとは
まずはじめに、MT4とMT5のスペックの違いについて、まずは大まかに見ていきましょう。
MT4・MT5の特徴を比較
MT4 | MT5 | |
サービス開始 | 2005年 | 2010年 |
動作スピード | もっさりしている | サクサクしている |
時間足 | 9種類 | 21種類 |
インディケーター | 30種類 | 38種類 |
カスタムインディケーター | 豊富 | 少ない |
描画ツール | 31種類 | 44種類 |
カスタムインディケーター | 豊富 | 少ない |
気配値・ナビゲーターウィンドウ | MT5より少ない | 多機能 |
モバイルアプリ | MT5より少ない | 多機能 |
ワンクリック注文 | 対応 | 対応 |
両建て | 対応 | 対応 |
指標カレンダー機能 | 非対応 | 対応 |
板注文 | 非対応 | 対応 |
プログラミング言語 | MQL4 | MQL5 |
アップデート回数 | アップデート終了 | 多い |
対応しているFX業者 | ほぼ対応 | 一部のみ |
そもそもMT4とは2005年にサービス開始されたもので、その後継版がMT5となっています。
後継版ということもあり、MT5はMT4に比べ「処理速度の速さ」「時間足や描写ツールの豊富さ」「注文のしやすさ」などがアップデートされているのが特徴です。
しかし一方で、MT4とMT5は見た目は一緒でもプログラミング言語がまったく異なるため、最初にサービスがスタートしたMT4のほうがインジケーターやEAが多いのが現状です。
このことから、自動売買の利用を考えるならMT4が相性が良く、裁量トレードを中心に行うならMT5の方が相性が良いといえるでしょう。
MT5がMT4より優れている点
前述のとおり、裁量トレードをメインとするならMT5が向いています。
MT5はMT4より分析ツールに長けているからです。
実際にMT4とMT5の長所を可視化するとわかりやすいのではないでしょうか▼
こうすると圧倒的にMT5が優れていることが分かります。
改めてMT5の長所を見ていきましょう。
MT5のメリット
- 動作スピードが速い
- 時間足が21種類と圧倒的な数
- 38種類ものインジケーターを搭載
- 描写ツールが43種類と豊富
- 指標カレンダーが見られる
- 板情報が見られる
- アップデートで改良が進んでいる
MT5の特性を踏まえながら、メリットについて解説していきます。
動作スピードが早くスキャルピングに最適
MT4は、スペックの都合によりもっさりとした動作スピードですが、MT5は開発が後のこともあって動作スピードに優れ、サクサクと動きます。
この動作スピードの速さは、トレードスタイルによって重要性が増していきます。
とくに、スキャルピングのような超短時間で売買を繰り返す取引では、動作スピードの速さは生命線です。
一瞬のタイミングが重要となるスキャルピングの場合、動作スピードが遅いためにエントリータイミングを逃すことは絶対に避けたいところです。
したがって、スキャルピングをメインとするなら、動作スピードに優れるMT5一択といえるでしょう。
時間足が21種類と圧倒的な数
他にも、MT5の優れている点に21種類の時間足を表示させるのが可能なことが挙げられます。
時間足 | MT4 | MT5 |
M1(1分足) | ◯ | ◯ |
M2(2分足) | ◯ | |
M3(3分足) | ◯ | |
M4(4分足) | ◯ | |
M5(5分足) | ◯ | ◯ |
M6(6分足) | ◯ | |
M10(10分足) | ◯ | |
M12(12分足) | ◯ | |
M15(15分足) | ◯ | ◯ |
M20(20分足) | ◯ | |
M30(30分足) | ◯ | ◯ |
H1(1時間足) | ◯ | ◯ |
H2(2時間足) | ◯ | |
H3(3時間足) | ◯ | |
H4(4時間足) | ◯ | ◯ |
H6(6時間足) | ◯ | |
H8(8時間足) | ◯ | |
H12(12時間足) | ◯ | |
D1(日足) | ◯ | ◯ |
W1(週足) | ◯ | ◯ |
WN(月足) | ◯ | ◯ |
時間足を細かく確認できるということは、相場の波を正確に読むことができるようになります。
例えば、買い注文を入れたい場合チャートが長期足で上目線であっても、短期足で下目線だったというのはよくあることです。
このように短期足で下目線であれば一旦下降トレンドが終わるまで待つ必要があるのです。
トレードにおいては、この「待つ」という姿勢が非常に大切になってきます。
分析が大雑把だと、最適なエントリータイミングが分からず大切な資金を溶かしてしまう可能性が高くなるのです。
そのため時間足を細かく確認できるMT5なら、ベストなタイミングでエントリーすることに期待ができ、裁量トレーダーにはメリットが大きいといえるでしょう。
38種類ものインジケーターを搭載
MT5では38種類もの豊富なインジケーターを利用することができます。
インジケーター | MT4 | MT5 | |
トレンド | 適応移動平均線 Adaptive Moving Average | ◯ | ◯ |
トレンド | 平均方向性指数 Directional Movement Index | ◯ | |
トレンド | 平均方向性指数ワイルダー Average Directional Movement Index | ◯ | |
トレンド | ボリンジャーバンド Bollinger bands | ◯ | ◯ |
トレンド | ダブル指数移動平均 Double Exponential Moving Average | ◯ | |
トレンド | エンベロープ Envelope | ◯ | ◯ |
トレンド | フラクタル適応型移動平均 Fractal Adaptive Moving Average | ◯ | |
トレンド | 一目均衡表 Ichimoku Clouds | ◯ | ◯ |
トレンド | 移動平均 Moving average | ◯ | ◯ |
トレンド | パラボリックSAR Parabolic Stop and Reverse | ◯ | ◯ |
トレンド | 標準偏差 Standard Deviation | ◯ | ◯ |
トレンド | トリプル指数移動平均 Triple Exponential Average | ◯ | |
トレンド | 可変インデックス動的平均 Variable Index Dynamic Average | ◯ | |
オシレーター | アベレージ・トゥルー・レンジ Average True Range | ◯ | ◯ |
オシレーター | ベアパワー BearsPower | ◯ | ◯ |
オシレーター | ブルパワー Bull power | ◯ | ◯ |
オシレーター | チャイキンオシレーター Chaikin’s Oscillator | ◯ | |
オシレーター | 商品チャンネル指数 Commodity Channel Index | ◯ | ◯ |
オシレーター | デマーカー DeMarker | ◯ | ◯ |
オシレーター | 勢力指数 Force Index | ◯ | ◯ |
オシレーター | MACD Moving Average Convergence Divergence | ◯ | ◯ |
オシレーター | モメンタム Momentum | ◯ | ◯ |
オシレーター | 移動平均オシレーター Moving Average of Oscillator | ◯ | ◯ |
オシレーター | 相対力指数(RSI) Relative Strength Index | ◯ | ◯ |
オシレーター | 相対活力指数(RVI) Relative Volatility Index | ◯ | ◯ |
オシレーター | ストキャスティクス Stochastics | ◯ | ◯ |
オシレーター | トリプル指数平均 Triple Exponential Moving Average | ◯ | |
オシレーター | ウィリアムパーセントレンジ Williams percent range | ◯ | ◯ |
ボリューム系 | 蓄積/配信 Accumulation/distribution | ◯ | ◯ |
ボリューム系 | マネーフローインデックス Money Flow Index | ◯ | ◯ |
ボリューム系 | オンバランス数量 On Balance Volume | ◯ | ◯ |
ボリューム系 | 数量 Volumes | ◯ | ◯ |
ビル・ウィリアムス系 | ACオシレーター Accelerator Oscillator | ◯ | ◯ |
ビル・ウィリアムス系 | アリゲーター Alligator | ◯ | ◯ |
ビル・ウィリアムス系 | オーサムオシレーター Awesome Oscillator | ◯ | ◯ |
ビル・ウィリアムス系 | フラクタル Fractal | ◯ | ◯ |
ビル・ウィリアムス系 | ゲーターオシレータ Gator Oscillator | ◯ | ◯ |
ビル・ウィリアムス系 | マーケットファシリテーションインデックス Market Facilitation Index | ◯ | ◯ |
表をみても分かる通り、インディケーターに関しては既存のものの使い勝手はMT5のほうが良くなっています。
これがどう作用するかというと、インジケーターが豊富に用意されていることで、さまざまな角度から分析が行えるため精度の高いトレードが可能になるのです。
また、トレーダーによって相性の良い手法は異なるため、インジケーターがたくさんあれば自分にとって最適な手法を確立させることもできるでしょう。
以上の点から、裁量トレードを中心に行うなら、インジケーターの種類の多さは無視できない点といえます。
43種類もの描画ツールを搭載
MT4は32種類の描画ツールを搭載しているのに対して、MT5では43種類とMT4より11種類多く描画ツールを搭載しています。
MT4・MT5の描写ツール一覧
MT4 | MT5 | |
ライン | ・垂直線 ・水平線 ・トレンドライン ・角度によるトレンドライン | ・垂直線 ・水平線 ・トレンドライン ・アングルトレンド ・サイクルライン ・矢印線 |
チャネル | ・フィボナッチ ・線形回帰 ・平行チャネル ・標準僅差 | ・平行チャネル ・標準僅差チャネル ・回帰チャネル ・アンドリューピッチフォーク |
ギャン | ・ギャンライン ・ギャンファン ・ギャングリッド | ・ギャンライン ・ギャンファン ・ギャングリッド |
フィボナッチ | ・リトレースメント ・タイムゾーン ・ファン ・アーク ・エキスパンション | ・リトレースメント ・タイムゾーン ・ファン ・アークチャネル ・エキスパンション |
エリオット波動 | ・非対応 | ・エリオット推進波 ・エリオット修正波 |
図形 | ・長方形 ・三角形 ・楕円 | ・長方形 ・三角形 ・楕円 |
矢印類 | ・サムズ・アップ ・サムズ・ダウン ・上向き矢印 ・下向き矢印 ・ストップ・サイン ・チェック・サイン ・価格を左に表示 ・価格を右に表示 | ・サムズ・アップ ・サムズ・ダウン ・上向き矢印 ・下向き矢印 ・ストップ・サイン ・チェック・サイン ・価格を左に表示 ・価格を右に表示 ・買いサイン ・売りサイン ・矢印 |
その他 | ・アンドリューズ・ピッチフォーク ・サイクル・ライン ・テキスト ・テキストラベル | ・テキスト ・ラベル ・ボタン ・チャート ・ビットマップ ・ビットマップレベル ・編集 ・イベント ・長方形ラベル |
表を見ても分かる通り、MT5のほうが水平ラインやトレンドラインはもちろん、フィボナッチなども描画できるので、より詳細なテクニカル分析がしやすくなっています。
指標カレンダーが見られる
MT5では「ツールボックス」にある「指標カレンダー」タブをクリックすると、経済指標の予定を確認することができます。
さらに優先順位や関連する通貨、経済市場が発表される国などで絞り込む機能の他、チェックを付けた指標発表をチャートに表示する機能もあるため、見逃す心配もありません。
板情報が見られる
価格帯ごとの「買い」と「売り」の注文量を見ることが出来るため、どの価格帯で反発刷る可能性があるのかや、どの価格帯までは簡単に付けやすいのかの判断材料になります。
板情報は株取引ではメジャーでしたが、MT5でも搭載されたのです。
板情報によって、どの価格帯に注文が多く入っているのか確認ができる=反発しやすいポイントに注文をいれることができる、などうまく活用できれば大いに役立つ機能といえるでしょう。
MT5がMT4より劣っている点
MT5がMT4より優れている点について見ていきましたが、続いてはMT5のデメリットについて解説します。
MT5の主なデメリットとして下記が挙げられます。
MT5のデメリット
- カスタムインジケータとEAの数はMT4に軍配が上がる
- 対応している業者が少なめ
- MT4で使っているEAやカスタムインジケーターを引き継げない
MT5はMT4より後に開発されたため、その影響によるデメリットがあります。ですが、裁量トレーダーにとって必ずしもマイナスになるとは限らないので、しっかり把握するようにしてください。
EAの数はMT4が多い
カスタムインジケーターやEAの利用を考えるなら、豊富に用意されているMT4がおすすめです。
MT4はMT5よりも歴史が長いため、開発されたインジケーターやEAの数が多いという背景があります。既存のインディケーターはMT5が多い一方で、カスタムインジケーターに関してはMT4のほうが、現状多いことを把握しておきましょう。
対応してい業者がMT4より少ない
基本的にほとんどの海外FX業者はMT4に対応していますが、MT5は開発が後のこともあり対応している業者はあまりありません。
とくに、大手以外の海外FXの利用を考えているならMT5は対応していない可能性が高いといえます。そのため自分の希望する海外FXがどの取引ツールに対応しているのか、事前にしっかり確認しておく必要があります。
ちなみに、国内FXではMT4のみ対応しているため国内FXでのMT5の利用は現状のところできません。
MT4とMT5は互換性がないためEAやインジケーターの変換・移行はできない
MT5はMT4に比べて、カスタムインジケーターの種類やEAの種類が劣りますが、MT5対応のものは着実に増えているため時間が解決してくれます。
しかし最も重要なのは、両者の互換性です。
MT4の開発言語はMQL4なのに対して、MT5の開発言語はMQL5と全くの別物です。そのためMT4で出回っているEAやカスタムインジケーターはMT4・MT5で相互に利用できません。もちろん素人がMT4のシステムをMT5に変換することもできません。
MT4で使っているEAやカスタムインジケーターをMT5に引き継ぎたいとお考えの方はMT5版を新たに入手、もしくはトレードスタイルを変えなければならないことを念頭においてMT5に移行してください。
MT4は2018年1月より段階的にサービス終了予定
そんなMT4ですが、メタクオーツ社は2018年1月にMT4の段階的なサポート終了の方針を明らかにしました。
しかし、いつまでに完全にサポートを終了するのかは公表していません。
MT4の新規開発は終了となっており、現在はMT4のセキュリティーのアップデートとバグの修正のみの対応となっています。
2018年よりMT4は新規ブローカーへの提供は廃止
2018年よりメタクオーツ社は、新規ブローカーに対してのMT4のサービスは提供は廃止しています。そのため、既に契約中のブローカーのみ、MT4の継続利用が可能となっています。
例を挙げると、人気の海外FX業者のFXGTがありますが、創業は2019年から開始したため、取引ツールのMT4は対応しておらず、MT5のみしか利用できません。
ちなみに2021年に設立されたTradersTrustはTitanFXとグループ会社のため、MT4を利用できます。
MT4の旧バージョンはサービス終了
メタクオーツ社は、2021年10月にてMetaTrader4 Build1320以前のバージョンは全面的にサポートを終了しました。これにより、サポートだけでなくログインもできなくなり、利用すること自体もできなくなりました。
したがって現在は、MetaTrader4 Build1320以降のバージョンのみ利用可能です。
MT4のバージョン確認方法
古いバージョンであればあるほど、サービスが終了する可能性が高まるため、自分がいまどのバージョンを利用しているのか心配になった方も多いのではないでしょうか。
参考までにこれまでにMT4のバージョンアップ履歴をご覧ください▼
MT4のバージョン履歴
日付 | バージョン | 状況 |
2021/10/14 | MetaTrader 4 build 1350 | サービス継続中 |
2021/07/23 | MetaTrader 4 build 1340 | サービス継続中 |
2021/05/14 | MetaTrader 4 buil 1335: Wine /macOS | サービス継続中 |
2021/03/19 | MetaTrader 4 build 1330 | サービス継続中 |
2020/12/10 | MetaTrader 4 build 1320 | サービス継続中 |
2020/11/26 | MetaTrader 4 build 1310 | サービス終了 |
2020/07/24 | MetaTrader 4 build 1280 | サービス終了 |
2020/01/24 | MetaTrader 4 ビルド1260 | サービス終了 |
2019/09/15 | MetaTrader 4 ビルド1220 | サービス終了 |
いま利用できているバージョンのものもいつ利用できなくなるかわかりません。
MT4のバージョン確認方法
そこで現在、ご自身が利用しているMT4のバージョンの確認方法をご紹介します。
まず、MT4を起動したら「ヘルプ」を選択し「バージョン情報」をクリックします。
赤枠の部分がそのMT4のバージョンになります。
MT5が利用できるおすすめの海外FX業者5選
最後に、MT5に対応している人気の大手の海外FXを紹介します。下記にあげる海外FXは、MT5に対応していることに加えて多くの日本人が利用しており、それだけ信頼性と安心性の高い業者でもあります。
海外FXの初心者は、まずは以下の海外FXから慣れていきましょう。
XMTrading|エックスエムトレーディング
\ 13,000円の口座開設ボーナスがもらえる /
XMTradingは、2009年にサービスを開始して運用実績13年を誇るため、世界中から信頼性について高く評価されている海外FX業者です。XMは超大手海外FX業者であり、日本在住の海外FXトレーダーの約7割のがXMで口座開設しているほどの知名度です。
また、これまでXMの最大レバレッジは888倍でしたが2022年6月から最大レバレッジ1000倍に引き上げられBigBossやFXGTなどの高レバレッジ業者と肩を並べるようになりました。
海外FXの初心者が最初に利用する業者として利用するケースも多いため「海外FXを利用したいけどなにから始めればいいのかわからない」という方は、まずXMから始めてみることをおすすめします。
FXGT|エフエックスジーティー
\ 24時間365日 仮想通貨取引に対応 /
FXGTは2019年にサービスを開始したばかりの海外FX業者ですが、今もっとも勢いに乗っている海外FXです。注目すべき点は、最大レバレッジ1,000倍と高レバレッジで取引できるうえに、仮想通貨でも最大レバレッジ1000倍で取引可能のハイブリッド業者です。
また、ボーナスキャンペーンも定期的に実施しており、一般的な100%入金ボーナスに加えて「200%入金ボーナス」や「入金ボーナス」、「ボーナス」といったユニークなボーナスキャンペーンも開催されています。「通貨ペアだけでなく仮想通貨も取引したい」「ボーナスを使って有利な取引をしたい」そうお考えの方には特におすすめの海外FXとなります。
TitanFX|タイタンエフエックス
\ 超高速サーバーで安心・安全 /
TitanFXは口座のスペックが高く、スキャルピングや両建てに相性のよい海外FXです。取引銘柄においてはFX通貨以外に、CFDや米国株といったほかの銘柄での取引も可能です。銘柄数では、CFDが163種類、米国株は100種類となっており、さまざまな銘柄で取引することができます。
また、CFDでは最大レバレッジは低い傾向にありますが、TitanFXは最大レバレッジ500倍と高いレバレッジで取引可能です。FX通貨以外に、色々な銘柄でかつ高レバレッジで取引したい人にはおすすめな海外FXといえるでしょう。
HotForex(HFM)|エイチエフマーケット
\ 取扱銘柄が圧倒的! /
HFMarkets(旧:HotForex)は2010年にサービスを開始し、運用歴12年とXMに続く老舗の海外FX業者です。ヨーロッパを中心に人気の業者で、近年では東南アジアにも進出して知名度を急速に上げている海外FXになります。
HotForexでは9種類の口座が用意されていますが、日本では6種類の口座が利用可能で、自分の取引スタイルに合った口座を選択できます。さらに、ボーナスキャンペーンも定期的に開催されているため利用用途の広い海外FXといえるでしょう。
MT4・MT5に関するよくある質問
最後にMT4とMT5についてよく聞かれる質問にお答えしていきます。
MT4とMT5どっちがおすすめですか。
好みはありますが断然MT5がおすすめです。
MT5はMT4の後継版ということもあり、MT5はMT4に比べ「処理速度の速さ」「時間足や描写ツールの豊富さ」「注文のしやすさ」などがアップデートされているのが特徴です。
さらにMT4は時期は未定ですがサービス自体が終了する話もでているため、これから口座を開設する方はMT5を利用するのが将来的にみてもいいでしょう。
初心者にはMT4とMT5どちらがおすすめですか。
使いたい海外FX業者にMT5があれば、分析や処理速度の速いMT5を利用するのがおすすめです。
MT4とMT5に互換性(ごかんせい)はありますか。
いいえ、MT4とMT5に互換性はありません。
「MT4=MQL4」「MT5=MQL5」と別々のプログラム言語が使われています。 そのためMT4で使っていたカスタムインジケーターやEAをそのままMT5で使用することはできないのです。
そのため、海外FX業者でMT4やMT5を使うときにはそれぞれ専用の口座を開設する必要があります。
MT4からMT5に移行することはできますか。
移行することは可能です。
しかし、例えばXMのスタンダード口座MT4をそのままMT5に切り替えることはできません。
移行というのは、あくまで新たにスタンダード口座MT5を開設して資金を移動した場合のことを指します。
またMT4とMT5に互換性はないため、MT4で使用していたカスタムインジケーターやEAは、MT5では利用できませんのでご注意ください。
MT4・MT5の特徴と比較まとめ
メタクオーツ社は、今後MT5の普及率を高めていきたい方針ではありまが、MT4の利便性の良さからいまだMT4に根強い人気があります。
しかし、いま利用している海外FX業者が急にMT4からMT5に移行する可能性もあるため、今のうちにMT5に慣れておくのが得策です。また、MT5は裁量トレードに特化しているツールであるため、EAがメインでないユーザーならむしろ頼りになるツールと言えるでしょう。
今回はMT4とMT5の特徴と違いについて見ていきましたが、改めておさらいしていきましょう。
- MT5はMT4の進化版
- MT5のほうが動作スピードが速い
- MT5のほうが時間足が多い
- MT5のほうがインジケーターが多い
- MT5のほうが描写ツールが多い
- MT5は指標カレンダーが見られる
- MT5は板情報が見られる
- MT4のほうがカスタムインジケーターが多い
- MT4のほうがEAが多い
- MT4のほうが取り扱いFX業者が多い
今後はMT5の開発が進んでいき、MT5を採用する海外FX業者がさらに多くなると見られます。まだMT5を利用したことがない方は海外FXでMT5の使い心地を体感してみてください。
MT5が利用できるおすすめ海外FX業者