- Exnessの口座タイプは5種類
- 口座で取引ツールや約定方式が異なる
- 初めてはスタンダード口座がおすすめ
Exness(エクスネス)の口座タイプは、通常スプレッドの「スタンダード口座」と、スプレッドが狭い「プロ口座」に分かれます。
その中でもさらにスタンダード口座は2種類、プロ口座は3種類用意されています。プロ口座はスリッページなしや、ゼロスプレッドも可能なのでスキャルピングにも最適の口座タイプです。
この記事でExnessの5つの口座タイプの特徴と共通点をまとめました。
これから口座開設する予定の方はもちろん、他社と比較したいという方にも参考になる内容となっていますのでぜひご参照ください。
「Exnessとは一体どんな会社なのか」
「実際に利用している方の口コミを知りたい」
そうお考えの方は、Exnessの評判についてをご覧ください▼
Exness(エクスネス)の口座タイプの特徴
Exness(エクスネス)の口座タイプの一覧表です。
口座タイプ | スタンダード | スタンダードセント |
基本通貨 | 日本円 米ドル ユーロ | 日本円 米ドル ユーロ |
取引ツール | MT4・MT5 | MT4 |
初回入金額 | 約10ドル | 約10ドル |
レバレッジ | 無制限 | 無制限 |
最大口座数 | 100 | 10 |
取引手数料 | 無料 | 無料 |
最低スプレッド | 0.3 pips | 0.3 pips |
1ロットあたりの通貨量 | 100,000通貨 | 1,000通貨 |
取引量 | 0.01 ロット | 200 ロット | 0.01 ロット | 200 ロット |
最大ポジション数 | 無制限 | 1,000 |
マージンコール | 60% | 60% |
ロスカット | 0% | 0% |
取引商品 | 外国為替 貴金属 エネルギー インデックス 株式 仮想通貨 | 外国為替 貴金属 ー ー ー ー |
注文方法 | 成行 | 成行 |
Exnessには5種類の口座タイプがありますが、初めて利用する方はスタンダード口座の開設がおすすめです。
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大前提としてプロ口座・ロースプレッド口座・ゼロ口座の取引コストはほぼ同じ
まず覚えておいてほしいのは、プロタイプのプロ口座・ロースプレッド口座・ゼロ口座の取引コストはほぼ一緒だということです。
取引コストがかかるベクトルが異なるだけで、スプレッド+取引手数料で考えた場合完全に一緒ではありませんがほとんど一緒だということがお分かりいただけます。
では実際にGBPUSD(ポンド・米ドル)の平均スプレッドと取引手数料から取引コストがどのくらい発生するのか見てみましょう▼
GBPUSD(ポンド・米ドル)の取引コスト
口座タイプ | 平均スプレッド | 取引手数料 | 合計 |
スタンダード口座 | 1.2 pips | ー | 1.2 pips |
スタンダードセント口座 | 1.2 pips | ー | 1.2 pips |
ロースプレッド口座 | 0.1 pips | 0.7 pips | 0.8 pips |
ゼロ口座 | 0.0 pips | 0.9 pips | 0.9 pips |
プロ口座 | 0.7 pips | ー | 0.7 pips |
Exnessのスタンダード口座とは
スタンダード口座はもっともオーソドックスな口座タイプで、1番人気の口座でもあります。
取引制限がないので、1つ持っておくと他の口座タイプと比較ができます。
口座タイプ | スタンダード口座 |
基本通貨 | 日本円・米ドル・ユーロ |
取引ツール | MT4・MT5 |
初回入金額 | 約10ドル |
レバレッジ | 無制限 |
最大口座数 | 100 |
取引手数料 | 無料 |
最低スプレッド | 0.3 pips |
1ロットあたりの通貨量 | 100,000通貨 |
取引量 | 0.01 ロット | 200 ロット |
最大ポジション数 | 無制限 |
マージンコール | 60% |
ロスカット | 0% |
取引商品 | 外国為替・貴金属・エネルギー インデックス・株式・仮想通貨 |
注文方法 | 成行 |
10ドルから始められる
スタンダード口座が人気の理由の1つに気軽に始められるところが挙げられます。
スタンダード口座・スタンダードセント口座では初回入金額が10ドルですが、ロースプレッド口座・プロ口座・ゼロ口座では1,000ドルからとなっているのです。
例えば1ドル=135円の場合は以下の初回入金が必要になります▼
- スタンダード口座 … 1,350円
- スタンダードセント口座 … 1,350円
- ロースプレッド口座 … 135,000円
- プロ口座 … 135,000円
- ゼロ口座 … 135,000円
スプレッドは平均的
スタンダード口座のスプレッドは特に気になるところではないでしょうか。
結論から申し上げると、スタンダード口座のスプレッドは平均的なスプレッドです。
通貨ペア | XMTrading スタンダード | FXGT スタンダード+ | TitanFX スタンダード | Exness スタンダード |
USDJPY | 1.6 pips | 1.7 pips | 1.2 pips | 1.1 pips |
EURJPY | 2.3 pips | 2.5 pips | 1.4 pips | 1.9 pips |
GBPJPY | 3.6 pips | 3.0 pips | 2.3 pips | 2.0 pips |
AUDJPY | 3.3 pips | 2.7 pips | 1.7 pips | 2.1 pips |
NZDJPY | 3.0 pips | 2.9 pips | 1.9 pips | 2.9 pips |
EURUSD | 1.7 pips | 1.5 pips | 1.2 pips | 1.0 pips |
GBPUSD | 2.1 pips | 2.2 pips | 1.7 pips | 1.2 pips |
AUDUSD | 1.8 pips | 1.7 pips | 1.1 pips | 1.4 pips |
AUDNZD | 4.0 pips | 3.0 pips | 1.9 pips | 2.3 pips |
XAUUSD | 3.5 pips | 3.2 pips | 1.9 pips | 3.8 pips |
Exnessのスタンダードセント口座とは
スタンダードセント口座は、スタンダード口座のミニ版です。
口座開設数と最大ポジション数が小さくなり、取り扱い商品が少なくなります。
そして取引単位(1ロットあたりの価値)は1,000通貨で、他の口座タイプは10万通貨です。つまり、スタンダードセント口座は、スタンダード口座の1/100の資金からポジションを持つことができます。
口座タイプ | スタンダードセント口座 |
基本通貨 | 日本円・米ドル・ユーロ |
取引ツール | MT4 |
初回入金額 | 約10ドル |
レバレッジ | 無制限 |
最大口座数 | 10 |
取引手数料 | 無料 |
最低スプレッド | 0.3 pips |
1ロットあたりの通貨量 | 1,000通貨 |
取引量 | 0.01 ロット | 200 ロット |
最大ポジション数 | 1,000 |
マージンコール | 60% |
ロスカット | 0% |
取引商品 | 外国為替・貴金属 |
注文方法 | 成行 |
取引量はスタンダード口座の100分の1
前述したとおり、スタンダードセント口座はスタンダード口座の1/100つまり1ロット=1,000通貨の通貨量で取引できます。
またスタンダードセント口座の最低取引量は0.01ロットなので10通貨から取引できるのです。
USDJPY=135円の場合の口座ごとの最低取引量
スタンダード口座の場合▼(1ロット=100,000通貨)
最低取引量は0.01ロットなので
100,000通貨×0.01ロット=1,000通貨
1,000通貨×135円=135,000円
スタンダードセント口座の場合▼(1ロット=1,000通貨)
最低取引量は0.01ロットなので
1,000通貨×0.01ロット=10通貨
10通貨×135円=1,350円
Exnessのプロ口座とは
プロ口座は口座タイプの中で唯一、注文方式で即時約定を採用しています。即時約定は、注文価格で売買が成立するため、スリッページが発生しません。
スリッページは注文価格と成立価格の差なので、スキャルピングなど価格重視でトレードしたい時におすすめの口座です。
口座タイプ | プロ口座 |
基本通貨 | 日本円・米ドル・ユーロ |
取引ツール | MT4・MT5 |
初回入金額 | 1,000ドル |
レバレッジ | 無制限 |
最大口座数 | 100 |
取引手数料※ | 無料 |
最低スプレッド | 0.1 pips |
1ロットあたりの通貨量 | 100,000通貨 |
取引量 | 0.01 ロット | 200 ロット |
最大ポジション数 | 無制限 |
マージンコール | 30% |
ロスカット | 0% |
取引商品 | 外国為替・貴金属・エネルギー インデックス・株式・仮想通貨 |
注文方法 | 即時 |
ただし約定拒否(リクオート)が発生する可能性もあるので、なかなか注文が成立しない時は、他の口座タイプと併用しましょう。
Exnessのロースプレッド口座とは
ロースプレッド口座は、スプレッドが狭く取引コストを抑えられます。プロ口座とゼロ口座の中間的なスペックなので、バランスの良いトレードができます。
口座タイプ | ロースプレッド口座 |
基本通貨 | 日本円・米ドル・ユーロ |
取引ツール | MT4・MT5 |
初回入金額 | 1,000ドル |
レバレッジ | 無制限 |
最大口座数 | 100 |
取引手数料※ | 最大7ドル |
最低スプレッド | 0.0 pips |
1ロットあたりの通貨量 | 100,000通貨 |
取引量 | 0.01 ロット | 200 ロット |
最大ポジション数 | 無制限 |
マージンコール | 30% |
ロスカット | 0% |
取引商品 | 外国為替・貴金属・エネルギー インデックス・株式・仮想通貨 |
注文方法 | 成行 |
Exnessのゼロ口座とは
ゼロ口座は、スプレッド最小の口座タイプです。30の主要通貨ペアが、日中95%の時間帯で、変動幅固定の安定スプレッドになります。
そして30の主要通貨ペア以外も、日中50%の時間帯で、同じく安定スプレッドです。
口座タイプ | ゼロ口座 |
基本通貨 | 日本円・米ドル・ユーロ |
取引ツール | MT4・MT5 |
初回入金額 | 1,000ドル |
レバレッジ | 無制限 |
最大口座数 | 100 |
取引手数料※ | 最小0.4ドル |
最低スプレッド | 0.0 pips |
1ロットあたりの通貨量 | 100,000通貨 |
取引量 | 0.01 ロット | 200 ロット |
最大ポジション数 | 無制限 |
マージンコール | 30% |
ロスカット | 0% |
取引商品 | 外国為替・貴金属・エネルギー インデックス・株式・仮想通貨 |
注文方法 | 成行 |
主要通貨ペアのスプレッドは日中95%の確率で固定
ゼロ口座の平均スプレッドと取引手数料を一覧でみてみましょう。
30の主要通貨ペアは以下のとおりです▼
EURUSD、GBPUSD、AUDUSD、NZDUSD、XAGUSD、XAUUSD、USDJPY、AUDJPY、CADJPY、GBPJPY、EURJPY、NZDJPY、USDCAD、EURCAD 、AUDCAD、GBPCAD、GBPAUD、EURAUD、GBPNZD、AUDNZD、EURNZD、USDNOK、USDSEK、 USDTRY、USDHKD、EURGBP、EURCHF、USDCHF、GBPCHF
Exnessの口座タイプの共通点
Exnessでは、口座ごとにそれぞれ特徴がありますが共通している点もあります。
Exnessのすべての口座の共通点
- レバレッジは無制限
- ロスカットレベルはゼロ
- 追証は発生しない
- スワップはフリー
- 取引量が制限されるタイミング
Exnessはすべての口座タイプで、ハイスペックなサービスを受けられます。
レバレッジは無制限も対応
Exnessのレバレッジは2000倍ですが条件を満たせば無制限も可能です。
レバレッジ無制限の条件は以下のとおりです▼
- 有効証拠金が1,000ドル未満
- 合計10回以上の取引
- 合計5ロット以上の取引
Exnessはレバレッジ無制限の先駆けなので、少額から大きな利益が狙えます。
ロスカット水準がゼロ
Exnessのロスカット水準(ストップアウト)は証拠金維持率の0%です。
つまり、口座残高がなくなるまで含み損に耐えられてポジションを保有できます。
証拠金維持率は以下の方程式で求めることができます▼
- 証拠金維持率=有効証拠金÷必要証拠金×100
- 有効証拠金=口座残高+含み損益+ボーナス
海外FX業者のロスカット水準は、20〜50%が相場です。0%の業者は珍しいので、ハイレバでの勝負におすすめです。
ゼロカットシステムで借金の心配なし
Exnessはゼロカットシステムを完備しているので、もし口座残高がマイナスになってもゼロに戻してくれます。
そのため国内FX業者のように、追証(追加証拠金)が発生して借金を背負うリスクはありません。
ゼロカットシステムは、海外FXで一般的なサービスです。ハイレバレッジとの相性が良く、借金の心配なくトレードができます。
スワップフリー
Exnessのゴールド、仮想通貨ペア、株価指数、株式銘柄は、スワップポイントなしです。スワップポイントは一般的にマイナスなので、ポジションの保有コストをカットできます。
そのため対象銘柄は、中長期のスイングトレードにもおすすめです。
Exnessの口座タイプごとの違い
では反対にExnessの口座タイプ別の違いはどこにあるのか見ていきましょう。
Exnessの口座ごとに異なる点
- 最低入金額
- 約定方式
- 取引ツール
- 取引できる銘柄
- シンボル名
- スプレッドと手数料
- 取引通貨量
- 時間帯による取引制限
最低入金額は10ドルもしくは1,000ドル
Exnessの最低入金額は口座タイプによって異なり、スタンダード口座・スタンダードセント口座は10ドル、ロースプレッド口座・ゼロ口座・プロ口座は1,000ドルです。
口座タイプ | 最低入金額 |
スタンダード口座 | 10ドル |
スタンダードセント口座 | 10ドル |
ロースプレッド口座 | 1,000ドル |
ゼロ口座 | 1,000ドル |
プロ口座 | 1,000ドル |
Exnessでは最低入金額をドルで表記しているため、日本円で入金する場合はExness独自のレートに従って入金する必要があります。
初回入金する場合はExness公式サイトのメニューから「ツール」→「通貨換算ツール」を選択することでリアルタイムの最新レートを取得することができます。
例えば、少額から始めたいという方はスタンダード口座もしくはスタンダードセント口座の最低初回入金額である10ドルを通貨換算ツールに入力することで日本円での最低入金額を把握できます。
1ロットあたりの取引量
また最低入金額だけでなく、取引量も口座によって異なります。
Exnessでは1ロットあたりの取引通貨量が10万通貨と一般的ですが、少額取引専用のスタンダードセント口座のみ1/100の1,000通貨となっています。
口座タイプ | 1ロットあたりの取引通貨量 |
スタンダード口座 | 100,000通貨 |
スタンダードセント口座 | 1,000通貨 |
ロースプレッド口座 | 100,000通貨 |
ゼロ口座 | 100,000通貨 |
プロ口座 | 100,000通貨 |
時間帯による取引量の制限
スタンダードセント口座以外は、最大取引量が時間帯で制限されます。
最大取引量の制限ルールは以下のとおりです▼(日本時間)
口座タイプ | 16:00 – 翌05:59 | 06:00 – 15:59 |
スタンダード口座 | 200ロット | 20ロット |
スタンダードセント口座 | 200ロット | 200ロット |
ロースプレッド口座 | 200ロット | 20ロット |
ゼロ口座 | 200ロット | 20ロット |
プロ口座 | 200ロット | 20ロット |
欧州時間(16時頃〜)とニューヨーク時間(22時頃〜)は、取引が活発になるため、最大取引量も上がります。
スプレッドと取引手数料
さきほども解説しましたが、Exnessでは口座タイプによってスプレッドと取引手数料が異なります。
スタンダード口座・スタンダードセント口座に関してはスプレッドが一緒かつ取引手数料もかかりませんが、ロースプレッド口座・プロ口座・ゼロ口座はスプレッドも取引手数料も異なります。
実際にGBPUSD(ポンド・米ドル)の平均スプレッドと取引手数料から取引コストがどのくらい発生するのか見てみましょう▼
GBPUSD(ポンド・米ドル)の取引コスト
口座タイプ | 平均スプレッド | 取引手数料 | 合計 |
スタンダード口座 | 1.2 pips | ー | 1.2 pips |
スタンダードセント口座 | 1.2 pips | ー | 1.2 pips |
ロースプレッド口座 | 0.1 pips | 0.7 pips | 0.8 pips |
ゼロ口座 | 0.0 pips | 0.9 pips | 0.9 pips |
プロ口座 | 0.7 pips | ー | 0.7 pips |
表をみても分かる通り、プロタイプのプロ口座・ロースプレッド口座・ゼロ口座の取引コストはほぼ一緒なので約定方式などで利用する口座タイプを選択するのが良いでしょう。
取引銘柄とシンボル名
Exnessでは外国為替・貴金属・エネルギー・株価指数・仮想通貨とたくさんの銘柄を取引できますが、口座タイプによっては取引できる銘柄が異なります。
口座タイプ | 為替通貨 | 貴金属 | エネルギー | インデックス | 株価指数 | 仮想通貨 |
スタンダード口座 | ||||||
スタンダードセント口座 | ||||||
ロースプレッド口座 | ||||||
ゼロ口座 | ||||||
プロ口座 |
エネルギーやインデックス、仮想通貨など為替通貨取引以外の取引も視野に入れている場合はスタンダードセント口座以外を開設しましょう。
また、銘柄だけでなく口座タイプによって取引プラットフォームに表示されるシンボル名も口座タイプによってことなります。
USDJPYの通貨ペアのシンボル名をご紹介します▼
口座タイプ別のUSDJPYのシンボル名
口座タイプ | シンボル名 |
スタンダード口座 | USDJPYm |
スタンダードセント口座 | USDJPYc |
ロースプレッド口座 | USDJPY |
ゼロ口座 | USDJPY* |
プロ口座 | USDJPY |
Exnessの口座タイプ比較まとめ
Exnessは口座タイプの種類が豊富なので、銘柄やトレードスタイルに合わせて、細かく使い分けができます。マイページから、いつでも追加口座の開設ができます。
Exnessは取引制限がないので、スキャルピング、自動売買、両建てが自由です。レバレッジ無制限とロスカットなしがそろっているので、ハイレバで心置きなく大勝ちにチャレンジしてみてください。
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