- is6FXの評判が悪い理由
- is6FXのリアルな口コミ
- is6FXを利用するメリット・デメリット
is6FXは、「太っ腹なボーナスキャンペーンを展開しているけど、ライセンス登録がなくて、ちょっと怪しげな海外FX業者」な印象が大きいです。
ですが、is6FXの最大の魅力であるボーナスを詳しく調べてみると、
- 5,000円から〜1万円の口座開設ボーナス
- 最大200%入金ボーナス
- レバレッジ1000倍
など、魅力的なワードが並んでいるので、一度は利用してみたいという方も多いのではないでしょうか?
ただ、そんな魅力的なis6FXでも以下のようなデメリットを挙げる方もいらっしゃるのが事実です▼
- ライセンス登録なし
- 不透明な資金管理
リスクを回避する為にも、評判や詳しい内容を知りたい方も多いはずです。そこで、今回はis6FXの基本情報から実態まで、詳しく考察していきます。
is6FXとは

is6FXは、2016年12月12日に設立された新しい海外FX業者です。そしてよく語られることではありますが、現時点ではライセンス登録がありません。
他の海外FX業者の公式サイトを見ると、よく「○○の規制を受けています」のような記述を見かけますが、is6FXでは公的機関の規制が入っておらず、自主規制で営業しているということになります。
is6FXを利用するのは危険なのか?安全性は?
結論から申し上げるとis6FXを利用するのは危険ではありません。
しかしis6FXは海外FX業者としては未成熟な面が多く、何が起きても自己責任で対処しなければいけません。その点では経験者向けの海外FX業者といえます。
まずは口座開設のボーナスをもらってノーリスクトレードをして、感触が良ければ入金ボーナスをもらってトレードしてみるという使い方はアリでしょう。
ただし、繰り返しになりますが、is6FXの運営の実態は現時点では不透明な部分が多いので、多額の入金は避け、口座にある資金も失っても良い範囲を保つのが無難です。
口座タイプと基本スペック
is6FXでは、マイクロ口座とスタンダード口座の2種類が用意されています。それぞれの基本スペックを一覧表で確認しましょう。
口座タイプ | マイクロ口座 | スタンダード口座 |
注文単位 | 1ロット=1,000通貨 | 1ロット=10万通貨 |
最小/最大注文数 | 最小=0.05ロット 最大=100ロット | 最小=0.01ロット 最大=30ロット |
レバレッジ | 最大1000倍 | 最大1000倍 |
最低入金額 | 5,000円(ただし、2万円未満の入金では、1,500円の手数料がかかる) | 5,000円(ただし、2万円未満の入金では、1,500円の手数料がかかる) |
通貨ペア数 | 33通貨ペア | 33通貨ペア |
口座通貨 | JPY/USD | JPY/USD |
口座開設費/維持費/取引手数料 | 無料 | 無料 |
ゼロカット | あり | あり |
ボーナス | なし(時々あり) | あり |
取引ツール | MT4 | MT4 |
マイクロ口座は、「1ロット=1,000通貨」の少額からトレードできることが売りの口座タイプですが、基本的にはボーナス対象外の口座なので注意してください。
スタンダード口座は、海外FXでは一般的な「1ロット=10万通貨」の注文単位設定で、最大30ロットのポジションを持つことが可能です。
2つの口座タイプの違いは、「注文単位やロット数」と「ボーナスの有無」だけでそれ以外のスペックは同じです。
また通貨ペア数は、すべての口座タイプで33種類となっており、やや少なめです。ドル円などの主要な通貨ペアはトレード可能ですが、マイナーな通貨ペアや、貴金属等のトレードがしたい方にとっては、不利な条件になります。
is6FXといえば、高いレバレッジ設定やボーナスキャンペーンが目を引きます。次の項目でさらに詳しく見ていきましょう。
is6FXのメリット

まずはis6FXの良いところを確認します。is6FXで口座開設した場合、どんなメリットがあるのでしょうか?
最大1000倍のレバレッジ
is6FXでは、最大1000倍のレバレッジを提供しています。海外FXの魅力の1つに高い口座レバレッジの設定がありますが、1000倍は業界でも最高レベルの設定です。
ハイレバレッジは怖い印象があるかもしれませんが、少ない資金からトレードをはじめられたり、資金量に対して大きなポジションを持てるなど、トレーダーにとって大きなメリットがあります。
1000倍のレバレッジと、次にご紹介する入金ボーナスを組み合わせれば、アグレッシブなトレードを好む方にとっては、is6FXは興味を引く海外FX業者になるかもしれません。
2種類のボーナス
is6FXの最大の注目ポイントのもう1つが、ボーナスキャンペーンです。どちらのボーナスも、基本的にはスタンダード口座のみの適用となりますが、期間によってはマイクロ口座も対象となっている場合があります。
口座開設ボーナス
is6FXで初めて口座を開いた方限定で受け取れるボーナスです。入金不要のボーナスなので、投資資金をリスクにさらさず、is6FXでのトレードに挑戦できます。
金額はだいたい5,000円〜1万円で、その時々で変わります。1万円になっている期間を狙って、口座開設すると良いでしょう。
最大200%初回入金ボーナス
初回入金ボーナスは、以下の通りです。
- is6FXで口座開設後、まだ入金していないユーザーが対象になる。
- 対象ユーザーは抽選をされ、当選すると「ボーナスチケット」が送られる。
- 「ボーナスチケット」の割合も抽選となっており、入金ボーナスの割合は10%〜200%まで幅がある。
- チケットを獲得している時に入金をすると、自動的にボーナスが付与される。
- ボーナスは出金できない。
200%入金ボーナスというととても魅力的ですが、200%は最大値であり、10%になる可能性もあるようです。
自分が何%の入金ボーナスを獲得しているかは、会員ページにログイン後、「マイページトップ」から確認できます。
公式サイト、カスタマーサポートが日本語対応
is6FXの公式サイトは日本語対応しており、知りたい情報を得るために迷うことは少ないでしょう。またカスタマーサポートも日本語で受けられます。
個人的な体験談ではありますが、メールで問い合わせをした時、11分で返信があったことがあります。LINEによる問い合わせサービスも実施しており、カスタマーサポートの体制には力を入れているのかもしれません。
使いやすい入金方法が一通り揃っている
is6FXで現在利用可能な入金方法は、以下の通りです。
入金方法 | 基本通貨 | 入金までの時間 | 入金手数料 | 最低入金額 |
クレジットカード(VISA/JCB/mastercard) | JPY/USD | 即時 | 無料 | 5,000円/50USD |
ビットウォレット | JPY/USD | 即時 | 無料 | 5,000円/50USD |
銀行送金 | JPY/USD | 入金確認後即時 | 無料 | 1万円/100USD |
※2万円(または$200)以上の入金の場合に手数料無料となります。2万円(または$200)未満の入金では、1回あたり1,500円(または$15)の手数料が発生します。
※銀行送金では、振込手数料は別途ユーザー負担となります。
海外FX業者への入金方法といえば、クレジットカード、オンラインウォレット、銀行送金の3種類がメインですが、is6FXではすべてを一通りそろえています。
銀行送金では、海外銀行送金ではなくis6FXの日本国内口座へ入金する形になるので、手数料を少なく抑えられます。
ゼロカットシステムあり
ゼロカットとは、急な価格変動等により万一口座残高がマイナスになった場合でも、ユーザーに追証を求めず、業者側が負担するというシステムです。
海外FXでは一般的なシステムですが、is6FXでも取り入れられています。
ビットウォレット出金では、出金額に上限がない
ビットウォレットを入出金方法として採用している海外FX業者は多くありますが、業者によっては入金額までしか出金できないところがあります。
しかしis6FXでは、入金額以上の出金も可能です。
出金手数料は月1回までは無料で、2回目以降は出金額の2%(20万円($2,000)以下は一律4,500円($45))の出金手数料がかかります。また、1度も取引をせずに出金する場合、一律4,500円($45)の出金手数料がかかるのでご注意ください。
ここまではis6FXのメリットを見てきました。次は、is6comでトレードするなら気をつけなければいけない点を見ていきます。
is6FXに潜むリスク

レバレッジ設定やボーナスキャンペーンを見ると、is6FXも他の海外FX業者と同じのようにも見えますが、知っておかなければいけない危険があります。
is6FXに潜むリスクを確認していきましょう。
ライセンス登録をしていない
2023年現在、is6FXは公的な金融ライセンスを得ずに、自主規制で営業しています。
極端にいえば、どれだけきれいな公式サイトを作っても、第三者の規制を受けていない以上、そこに書いてあることが真実である保証がない、ということになります。
資金管理が不透明
顧客の資金をどのように管理しているかも明確に開示されていません。
公式サイトには、以下のような記述があるのみです。
お客様の運用資金は、世界各国の大手銀行で厳重に保管されています。万一の際にも口座に預けた資金がなくなるようなことはありません。
セキュリティ上の都合からつまびらかにしないのかもしれませんが、ライセンス登録をしていないこともあいまって、不安な印象を与えます。
10ロット以上のトレードは、事前の申告が必要
is6FXのガイドラインの中の禁止行為に、「事前連絡なしの大きなロット数でのトレード」というものがあります。
また、「よくある質問」の中の「取引条件」には、以下のような記載があります。
LOT数が大きくなればなるほど、約定の方は難しくなる傾向にございます。10Lot以上のお取引(ポジション)を行う際は事前にお問い合わせまでご一報下さい。
これらの規約を読むと、なぜ?と疑問を持たずにはいられません。まるで、ユーザーに大勝ちしてもらっては困る、と言わんばかりです。
DD業者の疑いあり?
公式サイトの「is6FXとは!?」の中で、is6FXはディーリングデスクを介さないNDD方式を採用していることを謳っていますが、ライセンス登録がないことや、大きなロット数でのトレードを警戒していることから、本当にそうなのか疑念を持たざるを得ません。
DD方式とNDD方式の違いについて
DD方式(ディーリングディスク方式)は、トレーダーとインターバンク市場の間に、FX業者が仲介している方式です。トレーダーの注文をFX業者が一旦受けるため、トレーダーが利益を出せば業者が損をする(その逆もあり)という構図が生まれます。
そのため、いわゆるストップ刈りのような不透明な価格操作が起こるといわれています。
NDD方式(ノンディーリングディスク方式)は、インターバンク市場でトレーダーの注文が扱われる方式で、業者の仲介はありません。
NDD方式の方が、透明性が高いといわれています。
新興業者であること
大切な資金を預けるのですから、FX業者の運営年数や実績の少なさには、それだけでリスクが潜んでいます。実績が少なくても信頼を証明できれば良いですが、is6FXはライセンス未取得であり、信頼性を証明できていません。
さらに、is6FXの運営には、未成熟さを感じさせる面が見られます。
公式サイトの「口座タイプ」では、各口座で最低入金額は$1と書かれていますが、実際に口座開設をして入金画面へ進むと、入金方法ごとに最低入金額が設定されていて、もっとも少ないもので5,000円となっています。
また、入金手数料を無料にするには2万円以上入金する必要があり、現実的には2万円からの入金が推奨されるので、公式サイトに記載されている$1とは程遠いです。
また、入金ボーナス獲得や割合は抽選制となっていますが、どうやって抽選しているか、そもそも本当に抽選をしているのかは不透明です。
is6FXには、実際に使ってみると何かスッキリしなかったり、腑に落ちない所が出てきます。今後の展開に期待したい部分です。
ここまでは、is6FXに潜むリスクを見てきました。最後に、is6comは信頼できる業者なのかどうかを考察していきます。
is6FXは信頼できる業者なの?

海外FX業者として魅力的なスペックを備えながらも、ライセンス登録がないなどの不安な面もあるis6FX。
信頼できる業者なのかどうかを考えてみましょう。
is6FXは主戦場にはできない
トレードや投資は、安定して資金を増やせなければ意味がありません。仲介するブローカーには、確実に払い戻してくれる信頼性が要求されます。
厳しい言い方ですが、2016年12月に運営を開始して以来、ライセンスを獲得せずに営業し続けているis6FXは、マイナスの実績を重ねているとさえ言えます。
ボーナスキャンペーンは魅力的ではありますが、不透明な実態がある以上、多額の資金を入金するにはリスクが高く、現状では「お試し海外FX業者」の域を出ていません。
ボーナスを生かした勝ち逃げがおすすめ
is6FXには不安な面が多いですが、高いレバレッジやボーナスキャンペーンなどは魅力的です。入金不要の口座開設ボーナスもあるので、戦略的にボーナス狙っていくような使い方は面白いかもしれません。
is6FXの考察まとめ

今の所、is6FXは不当な出金拒否の噂が聞かれるような、悪質な海外FX業者ではありません。しかし、ライセンス登録がないFX業者であることにも違いありません。もし入金してトレードに臨むなら、ボーナスをもらって資金に対するリスクを抑えながら試した方が良いでしょう。